インターコンチネンタル横浜Pier8のクラブフロア宿泊記!大人な雰囲気の上品リゾート満喫
みなとみらい
インターコンチネンタル横浜Pier8のクラブフロア(みなとみらいビューの部屋)宿泊記です。クラブラウンジやルーフトップを満喫し、ホテル専用船「ル・グラン・ブルー」で宿泊者限定クルーズも体験。リゾート感漂う大人の隠れ家的ホテルに泊まれて満足の1泊2日でした。
部屋レポ、クラブインターコンチネンタル(アフタヌーンティー、カクテルタイム、朝食)、クルーズ体験、ルーフトップ「Rooftop 1859」各詳細については個別記事にまとめています。本記事ではホテル館内全体レポを含め、チェックインからの宿泊記をダイジェスト的に紹介します。
スポンサーリンク
インターコンチネンタル横浜Pier8 とは
インターコンチネンタル横浜Pier8は、2019年10月31日にみなとみらいの複合商業施設「横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)」内にオープンしたホテルです。
インターコンチネンタルホテルズグループのホテルとしては、横浜で2軒目となります(1件目はヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル)。
横浜ハンマーヘッドの3階~5階部分がホテル客室(計173室)となっていて、埠頭に立地するため3方向を海で囲まれているのが特徴です。
ちなみにPier8の「Pier」は英語で埠頭の意味、「8」の由来は横浜港新港ふ頭8号岸壁から来ております(大型客船が停泊する側が9号岸壁、ホテルエントランス側が8号岸壁)。
インターコンチネンタル横浜Pier8 の施設紹介
インターコンチネンタル横浜Pier8の施設をフロア別に紹介します。
1階(エントランス)
ひっそりとした入口のセキュリティは厳重でカードキーがなければ入れません。撮影した位置からは見えませんが、左側のくぼみにホテルスタッフが常駐していて、最初はスタッフに開けてもらい、チェックイン後は自身のカードキーで出入りできるようになる形です。
エントランスを入ってすぐ、Pier8の象徴ともいえる美しいらせん階段を見ることができます。
2階(フロント、レストラン&バー「ラーボード」)
このまま階段をのぼると2階のフロントです(2階へはエレベーターでも行かれます)。
チェックインは窓辺のソファースペースを案内されました。公式サイトなどでは5階のクラブラウンジでチェックインできると記述がありましたが、現在は2階で行っているとのこと。
2階フロアには、レストラン&バー「Larboard(ラーボード)」があり、こちらが朝食からディナーまで楽しめるホテルのメインダイニングとなります。
今回は利用機会がありませんでしたが、窓際を利用したL字スペースになっているようです。
また、海が見えるテラス席も用意されています。
3階(中庭、鮨処「かたばみ」)
3階には「島々の庭~四季~」と名づけられた中庭があります。
客室が並ぶエリアにはカードキーがないと入れませんが、中庭はカードキー無しで出入りすることが可能となっています。
この中庭に鮨処「かたばみ」という隠れ家レストランがあり、宿泊でないレストラン利用も出入りするため解放されているのでしょう。
横浜ハンマーヘッドの中にこんな日本庭園があるとは宿泊するまで想像もつきませんでした。
奥のほうに紫陽花が咲いているのを上のフロアの窓越しには確認することができましたが、岩などが配置されているため、行くことができず。散歩できる範囲はそんなに多くありません。
4階(ジム、スパ)
4階には宿泊者専用のスパとジムがあります。
ジムの眺望は先ほどのガーデンビューで癒されます。
それほど広くはないジムとなります。
5階(クラブフロア「クラブインターコンチネンタル」)
クラブラウンジ「クラブインターコンチネンタル」はホテル最上階の5階にあります。
今回宿泊したホテル部屋も5階でした。
海が見えるクラブラウンジは広々としていて落ち着いた雰囲気です。訪問したのは平日で、ゲストは少なかったです。
※お部屋の様子やフードプレゼンテーションついては後ほど紹介。
屋上(ルーフトップ「Rooftop 1859」)
インターコンチネンタル横浜pier8には、屋上部分に宿泊者専用のルーフトップ「Rooftop 1859」があります。
TVなどでpier8が取材されるときは必ずといっていいほど紹介されるスポットで、ルーフトップや2階テラスでバスケットに詰められたホテルメイドの朝食を楽しむ「ピアニック」というルームサービスも用意されています。
眼下にハンマーヘッドクレーンの場所に整備された「ハンマーヘッドパーク」、遠くに横浜ベイブリッジ。
みなとみらいの眺望。
横浜港の夜景など、低層階ならではの横浜の美しい眺望を堪能することができます。自分の宿泊する客室から見えない風景を楽しむことができるものいい感じです。
スポンサーリンク
インターコンチネンタル横浜Pier8宿泊記
こんどは、ホテル滞在を時系列に沿って書いてみます。
15:00~アフタヌーンティー
Pier8のチェックイン時間は15:00。2階でチェックインを済ませた後、5階のクラブラウンジに直行し、フードプレゼンテーションのアフタヌーンティーをいただきました。“海が見える窓辺でアフタヌーンティー”という見た目だけでもテンションが上がるひと時。
ドリンクも含め、全てホテルスタッフがサーブする形でした。
16:00~ホテル専用「ル・グラン・ブルー」でクルージング
客室に軽く立ち寄った後、16:00出発の便で予約していたホテル専用クルーズ船「ル・グラン・ブルー」で宿泊者専用のクルージングに出ました。
事前に予定を組むとき、アフタヌーンティー後で慌てるかなと心配でしたが、案外すぐ食べ終わったので時間的には余裕がありました。
あまりアナウンスされていないため、うっかり見逃してしまいそうなこちらのクルージング、Pier8宿泊者が予約すれば参加できる無料アクティビティとなります。
出発場所はPier8近くの新港ふ頭さん橋。訪問時は16:00出発と19:00出発の2便があり(時期によって異なるようです)、ナイトクルージングとなる2便目の方が人気のようでした。
その代わりといっては何ですが、搭乗した夕方の便には我々しかおらず、結果的に貸し切りクルーズのような形になりました。
船後方のデッキに立って、風を受けながらのクルージングは想像以上に爽快な30分間。ガイド解説を聞きながら楽しく横浜観光ができました。
16:30~クラブフロア客室(クラシック みなとみらいビュー)
アフタヌーンティーとクルージングをこなした後、やっとお部屋で一息。
宿泊したのはクラブフロアの一般的な客室(クラシック)で、お部屋の向きはヨコハマハーバービューもありますが、今回はみなとみらいビューにしました。
部屋の大きさは46㎡でゆったり。トイレは普通の家のように独立していて、バスはガラス窓をシースルーにして景色をみながら入浴することも可能なリゾート仕様。
アメニティについては、「アグラリア(Agraria)」のミニボトルから「バイレード(BYREDO)」のポンプボトルに変更となっていました。
窓辺にサンルームのようなスペースが広くとられているのも特徴です。
その窓辺にトランク型の家具があり、オープンするとミニバーです。コーヒー紅茶類だけでなく、冷蔵庫の中のソフトドリンクも無料というのが嬉しいポイントでした。
そしてPier8のお部屋で私が一番気に入ったポイントは、窓を全開にできること。低層階ならではの仕様かもしれません。下側には透明の柵が設けられていて、上側がオープンエアー。海風や波音をダイレクトに感じることができます。室内にいながらバルコニーがあるよう素敵でした。
17:30~カクテルタイム
カクテルタイムでクラブラウンジへ。
PIAR8 LAGER(ピア8ラガー)というホテルオリジナルのビールを飲みいい気分に。
オードブルとして冷菜と温菜が1人一皿ずつ提供されました。どれも美味しくいただき、その後はナッツ類などのおつまみも。
オードブルはお代わりできませんが、アルコールについては量の制限はなかったので、酒豪であればお得を感じられるかも?
本格的にディナーをという場合は、先に紹介したホテル内のレストランやルームサービス、ホテルが入る商業施設「横浜ハンマーヘッド」内のレストランなどがおすすめ。
また、セブンイレブン横浜ハンマーヘッド店は24時間営業なのでいざという時に活用できます。
19:30~ナイトキャップ
夜のクラブラウンジ。ナイトキャップの時間になると、アルコールを含むドリンクのほかに、〆のスイーツが提供されます。忘れずに立ち寄ってみてよかったと思った瞬間。
21:00~クラシック みなとみらいビュー客室の夜景
客室に戻り、窓全開でみなとみらいの夜景を堪能するひと時。観覧車のライトアップは、ずっと眺めていても飽きないから不思議。
屋外散歩だったり、ルーフトップでも、開園している夜21:00頃までは同様に眺めることができますが、観覧車のライトアップが消灯する0:00頃まで、お部屋でリラックスしながらザ・みなとみらいの夜景を楽しめるのは、みなとみらいビューの客室のメリットだと思います。
7:00~朝食
朝食もクラブラウンジにてフードプレゼンテーションの提供があります。
正確には朝食(7:00~)とブランチ(11:00~)どちらかを選ぶという形でした。
朝食のラインナップには和定食があり、ブランチのラインナップにはエッグベネディクトなどがあるということで、一部は時間帯限定のメニューとなっています。
連れは朝食限定の和定食をオーダー。私がチョイスしたのは「ライズ&シャイン」というメインがが選べるセットで、メインをフィレ肉のステーキにしたものです。朝からステーキで元気出ました。
感想
以上、インターコンチネンタル横浜Pier8宿泊記まとめでした。
横浜屈指の高級ホテルではありますが、ホテルの佇まいが洗練されているため「ゴージャスすぎる圧」を感じず、静かに過ごせる大人向けのホテルであると感じました。かつ、お部屋では想像以上に海が近くに感じられ、漕ぎ出す客船に滞在しているかのような非日常感を味わうことができました。
せっかく宿泊するのであれば、滞在で重要なのは天候かもしれません。お部屋からの眺望、ルーフトップ散策、クルーズ体験(天候によっては中止になるので)など、雨だとちょっと残念なことになる可能性があります。今回の宿泊は曇りときどき晴れみたいな感じでしたが、晴天時に宿泊できたら最高だったと思います。
基本情報
- 名称:インターコンチネンタル横浜Pier8
- 住所:神奈川県横浜市中区新港2-14-1
- URL:https://www.icyokohama-pier8.com/
- 予約:一休/じゃらん/楽天/OZmll