横浜 臨港パーク徹底解説!海で釣り&広い芝生でテントピクニックも楽しめる憩いの場
みなとみらい駅近くパシフィコ横浜の屋外エリアにある「臨港パーク」の見どころや楽しみ方を徹底解説します。また、アクセス、駐輪場、駐車場、禁止事項、開催イベント、近隣ホテル情報についてまとめました。近くに女神橋ができて一層便利になりました。
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臨港パークの魅力
臨港パークはパシフィコ横浜の屋外エリアに設けられた、みなとみらい地区で一番広い公園です。私が横浜で一番好きな場所でもあります。
一般的な観光ガイドブックでは、横浜の公園は山下公園特集がメイン。臨港パークの情報は少ないです。それが理由になっているかは分かりませんが、観光客が比較的少なめで、地元の人が思い思いに時を過ごせる静かな公園です。休日は芝生でくつろぐ家族連れも多く見られます。
山下公園も素敵な場所ですが、個人的には海が近くに感じられる臨港パークが好き。
というのは、山下公園の水際線は直線的で柵が目立ちます。それに対し臨港パークは歩行面より下位に柵があるので、海と自分を遮るものが無いような感じで開放感があるんです。この解放感が私の思う臨港パークの魅力。ゆるやかにカーブする水際線も壮観です。
女神橋が開通!臨港パークが便利に
最新のトピックスとしては、国際橋の下流で建設中だった女神橋が一部開通し、臨港パークと新港パーク(カップヌードルミュージアムパーク )の間がダイレクトにつながりました(2021年2月に完成予定)。横浜ハンマーヘッドや赤レンガパークへのアクセスが向上しました。
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臨港パークの場所とアクセス
臨港パークはパシフィコ横浜の裏手側にあり、敷地が広いので色々なアクセス方法があります。
最も一般的な行き方を解説すると、電車での最寄り駅はみなとみらい線「みなとみらい駅」。みなとみらい駅直結の「クイーンズスクエア横浜」2Fから連絡デッキ「クイーンモール橋」を渡るとパシフィコ横浜につながり、臨港パークに出ることができます。
臨港パークの駐輪場と駐車場
自転車やバイク、自家用車で来る方のために駐輪場や駐車場も用意されています。
とちのき通りを海の方に進んで行った先、公園の北口側に無料駐輪場があります。
駐車場は普通車ですと「みなとみらい公共駐車場」「臨港パーク駐車場」「ノース駐車場」の3か所があります。そのうち「臨港パーク駐車場」は北口の駐輪場の近くに入口があります。
臨港パークの禁止事項
臨港パークでどんなことができるのかを確認するため、禁止事項を改めてチェックしてみます。
- 自転車・バイク・軽車両等の乗り入れ
- スケートボード・ローラースケート・キックボード等の使用
- ゴルフ・野球・サッカー・投げ釣り(ルアーの使用)
- ドローン(無人航空機)・ラジコン機等の使用
- 火気・裸火・花火等危険物の持ち込み
- テント等による宿泊
- ビラ配布やアンケート、のぼり・横断幕等の掲出、またはデモ集会等を開催
- 喫煙所以外の喫煙(電子タバコも含む)は禁止です。所定の喫煙所をご利用下さい。
- ハト等動物への餌付け、またはリードのない犬等ペットの放し飼いや糞尿の放置
- 大音量の楽器演奏(スピーカーの利用・グループでの演奏・早朝深夜の演奏)
- ゴミの不法投棄・公園施設の破損・落書き、または美観を害する行為
- その他上記以外で、危険のおそれのある行為、または他人の迷惑となる行為
禁止事項はパシフィコ横浜の公式サイトにも掲載されています。補足として以下の内容も掲載してありました。
- 小学生以上の方のボール投げなどにつきましては、周囲への迷惑や危険性がある為、ご遠慮ください。小学生未満のお子様が、柔らかいボールを使用することは可能ですが、周囲への配慮をお願いします。
- 日除けとしてのワンタッチ式のテント(1.5m×1.5mを目安)のご利用は可能ですが、芝の維持や保全の為、ペグ(杭)のご利用はご遠慮ください
気になるポイントとしては、投げ釣り(ルアーの使用)は禁止ですが、釣り自体はOK。テントはワンタッチ式のテントで日除けするのはOK。火気・裸火・花火等危険物の持ち込みが禁止なのでBBQはできないということになります(園内BBQ施設ありません)。
臨港パークは管理が行き届いた公園で、皆さんルールの範囲内で楽しまれているようです。
臨港パークの見どころと楽しみ方
前置きが長くなりましたが、臨港パークの見どころを楽しみ方と共に紹介していきます。
【海際の散歩道】釣り人、犬の散歩、ランナーが集う
芝生と海との間に舗装された散歩道があり、ランナーや犬の散歩をする人が通っています。海辺では釣り人もチラホラ。歩行面のサイドが海に向かって階段になっているので、そこに座ってのんびり海を眺めている人もいる(私もその一人)場所です。
【芝生広場】テントピクニックと元気な子どもたち
臨港パークには子どもが遊ぶための遊具はありませんが、休日になると家族連れで楽しめる場所です。広い芝生が広がっているので、敷物を敷いたりワンタッチテントを張ったりしてピクニックする光景がよく見られます。1月は凧あげがブームのようでした。
【南口広場】公園の玄関口!イベントも
国立大ホールの脇に、円形の石畳の広場「南口広場」があります。臨港パークの玄関口のような場所で、フリーマーケット(月一回・不定期)やみなとみらい大盆踊りが開催されます。
【潮入りの池】水遊びはできません
臨港パークの北側にあります。潮の満ち引きにあわせて池の水位が変化することから「潮入りの池」と名前がついたそうです。
確かに来るタイミングによって水の張り方が違っています。
現状、池の周りは柵で囲われていて「立ち入り禁止」と出ていますので水遊びはできません。
【アーチ橋】夜景のベストスポット
潮入りの池と海の間にかかっている橋で、臨港パーク夜景のベストスポットとされています。アーチ橋付近から見る臨港パークの夜景は、観覧車は見えないので派手さはないかもしれません。ホテルや商業施設、マンション群の照明がシックに輝く感じになります。
夜景と関連して、臨港パークに隣接するぷかりさん橋はクリスマスシーズン、特別なイルミネーションで彩られます。
臨港パークのオブジェに注目
錨のオブジェは臨港パーク海辺の真ん中辺にあるフォトジェニックなオブジェです。撮り方によって、正面に見える横浜ベイブリッジや港埠頭のハンマーヘッドクレーンの遺構も一緒に写すことができます。
フルーツツリーは「横浜トリエンナーレ2001年」に出品された作品が横浜市に寄贈されました。個人的には仰々しい印象だと感じますが、開けた場所ではなく、木々の中でアクセントになるような感じで置かれているので、見慣れるといい感じ。
隣には、日本人ペルー移住百周年記念像「リマちゃん」、日本ブラジル修好百周年記念の虹モチーフオブジェもあります。
臨港パークその他設備
喫茶と軽食が楽しめる「ふれあいショップみなと」。
自動販売機も随所に。
トイレも複数あり、写真は北側公衆トイレ。
分別できるゴミ箱もありますので、公園内で飲食した際は助かります。
水飲み場は閉鎖されていました。コロナの影響でしょうか。
ぷかりさん橋で一休み
パシフィコ横浜管理の臨港パーク隣接施設ということになりますが、ここで紹介します。
ぷかりさん橋はシーバスや横浜港観光一周のクルーズ船などが発着する海の駅です。1階はチケット売り場ですが、自販機なども設置されており、ちょっとした休憩もできます。2階はフローティングレストラン「ピア21」。誰でもクルージング気分で食事ができる場所です。
空にヘリコプターが見えるかも
臨港パーク滞在中、上空にヘリコプターを見かけることがあるかもしれません。臨港パーク北側に隣接する敷地のバス駐車場の一番奥にヘリコプターの発着所があるからです。
臨港パーク近くのホテル
臨港パークをより楽しむために、近くのホテル情報も掲載します。
臨港パークの南側、パシフィコ横浜内にヨット型のホテル「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」があります。横浜のシンボル的なホテルです。
臨港パーク北側には2020年4月24日に「パシフィコ横浜ノース」がオープン。2020年9月23日、隣の敷地に「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」がオープンしました。
パシフィコ横浜ノースとホテルの間の連絡デッキが整備され、臨港パーク直通です。また、横浜駅方向には道路を渡るキングモール橋が整備され、横浜駅方向から臨港パークへのアクセスが便利になりました。
パシフィコ横浜ノース方向から臨港パークに入ったところ。パシフィコ横浜ノース内にはドトールコーヒーがあるので、公園内で食べてみるのも楽しいです。
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臨港パークのイベント
臨港パークで開催されるイベントのうち代表的なものを紹介します
横浜開港祭(6月2日前後)
横浜開港祭は横浜の開港記念日である6月2日を祝う市民祭で、毎年6月2日およびその前後、臨港パークなどで開催されるイベントです。
みなとみらい大盆踊り(8月中旬頃)
臨港パークの南口広場で開催される夏の風物詩です。
みなとみらい地区の高級ホテルが軒を連ねる屋台フードも見どころです。
まとめ
以上、長くなりましたが臨港パークの紹介でした。人によって楽しみ方はさまざま。
海風に吹かれながらボーっと海を眺めていると、沈んだ気持ちも上に上がる。そんな癒しの効果が臨港パークにはあったりするのではないかと私は思います。
基本情報
- 名称:臨港パーク
- 住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
- URL:https://www.pacifico.co.jp/