横浜ロイヤルパークホテルのクラブフロア宿泊記!一流のラウンジサービスに大満足
横浜ロイヤルパークホテルのスカイリゾートフロア「ザ・クラブ(クラブフロア)」デラックスツインの客室に宿泊し、クラブラウンジに入り浸ってきました。フードプレゼンが最高。ランドマークフィットネスクラブ(ジム・スパ・プール)も無料で利用でき大満足の1泊2日でした。
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横浜ロイヤルパークホテルの場所・アクセス
横浜ランドマークタワー内に横浜ロイヤルパークホテルがあります。70階建てタワーの高層階、52~67階に客室を備えたホテルです。
電車でのアクセスは桜木町駅から動く歩道で徒歩5分、みなとみらい駅から徒歩3分。各交通手段でのホテル入口までの詳しい順路はホテル公式サイトに掲載されているものがわかりやすいです。
横浜ロイヤルパークホテル・ロビーの様子(1階)
複数の入口がありますが、向かい側に日本丸メモリアルパークが見える「さくら通り」沿いの入口がホテルのメインエントランスとなります。
訪問時はどこがメインエントランスか知らず、三菱重⼯横浜ビルの向かい側「けやき通り」沿いの入口から意気揚々とホテルにインしてみました。
しばらくシャンデリアが吊り下がるロビーの豪華さに圧倒されていましたが、周囲を見回しても人の気配がありません。程なくして、こちらは「ホテル宴会棟」だと判明しました。
近くにあった連絡エスカレーターで「ホテル棟」へ移動すると、無事ホテルのロビーに到着しました。大きな窓からはドックヤードガーデンが見えます。
クリスマスシーズンにはツリーが登場するロビーには、客室フロア行きのエレベーターホールも隣接しており、奥がフロントの入口です。
こちらが一般のチェックインフロントです。
入口が2つありますので、通り抜けてみます。
すると「ホテル棟」メインエントランスに出ます。1階の中心は「メインエントランス⇔フロント(チェックイン)⇔ロビー」という構造になっています。
メインエントランスの入口にはクリスマスのリースが飾られていました。
外に出ると日本丸メモリアルパークが見えます。
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クラブフロアのチェックイン(66階)
さて、私たちはクラブフロアに宿泊なので、チェックインは66階のクラブラウンジに直行するように案内を受けました。
横浜ロイヤルパークホテルラウンジは66階と65階の2階建てになっており、66階がコンシェルジュカウンター専門フロア。チェックインもこちらで手続きします。
上の写真は落ち着いた時間帯に撮影したものですが、66階のスペースは限られていて、デスクが3つほどです。普段はそれで問題ないのでしょうが、訪問時はGo To盛況のタイミングだったので客があふれてしまい、入りきらない人たちは廊下で順番を待たされることになりました。
ホテルのクラブラウンジお約束の「ラウンジでくつろぎながらゆったりとチェックイン」というのができなかった訳ですが、待たされたのは10分くちょっとで、デスクに着いてからはスピーディーでしたので、許せる範囲内と感じました。
チェックインを終えると、65階でのアフタヌーンティーをすすめられました。各時間帯別のフードプレゼンテーションについては後述します。
クラブラウンジは吹き抜けになっていて開放感があります。眺望は条件がそろえば富士山が見えるシティービューです。室内の両サイドが鏡張りで広く見えていたのですが、実際の席数は35席ほどで、スペースはそこまで広くありません。
「ザ・クラブ」デラックスツインの客室(65階)
客室は65階のお部屋になりました。
客室タイプはコンフォートツイン(37m²)より広めの「デラックスツイン(41m²)」にしました。ゆったりしたレイアウトと大きな窓、バスルームに独立シャワーブースが付いているのが特徴となります。
白を基調とするインテリアが優しくエレガントな印象。
バスルームはやや古い印象ですが、バスタブとシャワーブースが分かれているのでゆっくりできます。
アメニティはロクシタンのものが置かれていました。
眺望はシティービューでサンセットと富士山を見ることができました。
一般的におすすめなのはみなとみらいが一望できるベイブリッジビューの客室ですが、シティービューの客室は夜中も暗くならず綺麗な夜景を楽しめるというメリットがあります。
夜更かしする大人におすすめなのはシティビュー。
ほとんどビルやマンションだろうと思いますが、65階から見る眺めは凄味があります。絨毯のようにも見えてしまう街並みが圧巻。1つ1つがあまりにも小さくそして遠くまで見渡せる光景に目を奪われるひと時でした。
※横浜ロイヤルパークホテルの詳しいお部屋の選び方や客室情報は下記の記事にまとめました。併せてチェックしてみてください。
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横浜ロイヤルパークホテルのホテルとレストラン
横浜ランドマークタワー最上階・70階のスカイラウンジ「シリウス」をはじめ、横浜ロイヤルパークホテルには8つのレストランやお買い物できるショップがあります。
レストラン
- スカイラウンジ「シリウス」(70階)
- 中国料理「皇苑」(68階)
- フレンチレストラン「ルシエール」(68階)
- 日本料理「四季亭」(68階)
- ケーキショップ「コフレ」(1階)
- メインバー「ロイヤルアスコット」(2階)
- 鉄板焼き「よこはま」(地下1階)
- レストラン&バンケット「フローラ」(地下1階)
ショップ施設
- 茶室「開光庵」(65階)
- 理容室「YOSHIZAWA Inc. PREMIUM」(50階)
- フラワー&ギフトショップ「ムサ・ジャパン」(3階)
- アクセサリーブティック「アビステ」(2階)
- レディースウェア「リエベ」(2階)
- フラワーショップ「ハマフローリスト」(宴会棟・1階)
今回、食事はクラブラウンジでまかなえたので、ホテルのレストランを利用しなかったのですが、各ショップを巡り雰囲気などのチェックはしてきました。詳細は下記の記事にまとめましたので興味のある方はご覧になってみてください。
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クラブラウンジのフードプレゼンテーション
横浜ロイヤルパークホテルの案内にあったクラブラウンジの営業時間は以下の通りです。
- ラウンジ営業時間:7:00 – 21:00
- ブレックファスト(朝食):7:00 – 9:50 (※3部入替制)
- ティータイム:11:00 – 15:00
- アフタヌーンスナック:15:00 – 18:00
- イブニングカクテル:18:00 – 21:00
今回は「アフタヌーンスナック」「イブニングカクテル」「朝食」を体験。ホテルのチェックインが15時でチェックアウトが11時となりますので、「ティータイム」には行かれませんでした。こちらは連泊の方に限られる時間帯かと思います。
常設のドリンクについて
ホットドリンクはコーヒーマシーンでセルフで作れます。
ソフトドリンクは冷蔵庫の中に入っています。
小さな缶タイプのものがバラエティ豊かにそろっていますので、衛生的で飲みやすいです。横浜の地サイダー「オリツルサイダー」もあり、ビールも昼から解放されています。
あまり見かけないレトロなパッケージの缶飲料がセレクトされているので、さりげなく話題に花が咲くのも素敵なポイントです。
アフタヌーンスナック(15:00 – 18:00)
ブッフェスペースにアフタヌーンティのフードが並んでおり、自由に食べることができます。
ケーキやババロア、サンドイッチがあるのが最高(高級ホテルでも、ないホテルにはないので)!加えて、クッキー、クラッカー、和菓子など、スイーツ&スナックのバランスが絶妙です。
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イブニングカクテル(18:00 – 21:00)
フレンチレストラン「ルシエール」&中国料理「皇苑」のシェフ特製オードブルをはじめ、ホテルらしい煌びやかなオードブルが全部で12種類ありました。
ワインは4種類、銘柄の説明書きも添えられています。
カクテルはセルフサービスです。とっても便利なカクテルレシピがあるので、素人でもちゃんとしたカクテルが作れます。
パンなどの主食はないのでディナーとは違うかもしれませんが、一通りいただくとお腹が一杯になるくらいのラインナップです。おつまみとして申し分ない豪華さでお酒が進んでしまいます。
マドラーが横浜ロイヤルパークホテルのロゴ付きで、こういった細かいところが行き届いているのも素敵だなと感じます。
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朝食(3部制・入替制)
チェックインの時に朝食時間が50分しかないと案内を受けていて、シェフに作ってもらう料理もあらかじめ決めておくという方式だったので、朝食は定食程度の簡単なものと思っていましたが…。ブッフェスペースにはしっかりとしたフードがずらりと並んでいました。
基本的には洋食ベースで、主食はパン・シリアル・ピラフがありました。
シェフがラウンジ内で作ってくれるクラブラウンジ限定のフォアグラのブリオッシュトーストと特製のオムレツです。オムレツには添え物も付いています。
お皿のチョイスが素敵で、ソースのかけ方が丁寧。
こちらはその場でオーダーすると用意してもらえるポトフです。熱々で優しい味。
ブッフェスペースのフードも魅惑の世界で50分では食べきれないほどのご馳走でした。
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以上がクラブラウンジのフードプレゼンテーションです。
総評については一番最後に書こうと思います。
ランドマークフィットネスクラブを満喫(49階)
クラブフロアに宿泊の場合は、横浜ランドマークタワー49階にある「ランドマークフィットネスクラブ」が無料で利用できます。ジム・スパ・プールなど一通りのことができます。
利用する場合は66階で利用券を発行してもらえばOKです。ウェアがなくても単品なら数百円、セットでも1,000円程度でレンタル可能です。
49階に行くと何だか神秘的なエリアがあり、ここが「ランドマークフィットネスクラブ」のエントランスとなります。
エントランス窓からの眺めはホテルの客室でいうところのベイブリッジビューです。
当初の予定ではカクテルタイムの後に行く予定でしたが、気分良く酔っ払いになってしまったので、早めに朝食を済ませ、チェックアウトまでのひと時を利用して行ってみました。
受付を済ませると、ロッカーのカギとフロアマップを渡されました。あと、プールのみ利用だったので、水着レンタル(330円)もしました。
マップを見ると49階全体が「ランドマークフィットネスクラブ」となっていることがわかります。
ジムの様子。近くにスタジオもありました。
男女別にリラクゼーションスペースがあります。
こちらでゆっくりとクールダウンできるのも興味深いです。
更衣室で水着に着替え、プールに行ってみました。バスタオル等は備え付けてあるので不便は感じませんでした。
窓際にビーチチェアー、奥側に温水ジャグジーもあります。
パウダールームは一般的なジムのような共用スペースのほか、鍵付きの個室があります。置いてあるアメニティが男女ともに品質よさげなものでした。
スパの部分は大浴場に洗い場、サウナルームがあります。もし、客室タイプでお風呂がユニットバスの場合は、大浴場に抵抗が無ければジムの方でお風呂を済ますというのもありですよ。
まとめ
以上、横浜ロイヤルパークホテルのクラブフロア宿泊体験でした。
何度か書いていることですが、横浜みなとみらいには御三家と呼ばれる三大ホテルがあり、ここに「横浜ロイヤルパークホテル」「横浜ベイホテル東急」「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」が名を連ねています(以下、御三家とします)。
御三家のクラブラウンジを全て巡ってみた結果、クラブラウンジのサービスにおいて圧勝だと感じたのが横浜ロイヤルパークホテルでした。
横浜ロイヤルパークホテル高層階のスカイリゾートフロア(60~67階)の中で「ザ・クラブ」はクラブラウンジが利用できる唯一の客室となり、特に人員が多く割り振られていたところが他のホテルとの決定的な違いかもしれません。
ブッフェのフードは一皿ずつラップして提供されており、手間がかかっています。にもかかわらすフードの品数が他のホテルよりバラエティに富んでいて、しかも補給が非常に迅速なのです。ホテルとしてラウンジサービスに力を注いでいるパワーを感じました。
また、フィットネスジムの利用において、無料でジム・スパ・プールがフルで利用できるのも御三家では横浜ロイヤルパークホテルだけです。
横浜ロイヤルパークホテルは、2019年3月に高層階のスカイリゾートフロア(60~67階)を「ホテル・イン・ホテル」という位置づけでリニューアルしており、そのリニューアルは伊達ではないと実感した次第です。
クラブラウンジ目当てで滞在するなら、リピートで宿泊したいのは私の中では横浜ロイヤルパークホテルで決まりです。
なお、みなとみらいに新規オープンした高級ホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」「インターコンチネンタル 横浜Pier 8」については今のところ宿泊経験がなく、また、宿泊の価格帯についても御三家とは違っており同列には比べられないことから、今回の比較対象にはなっていません。
基本情報
- 名称:横浜ロイヤルパークホテル
- 住所:横浜市西区みなとみらい2-2-1-3
- URL:https://www.yrph.com/
2020年11月「横浜ロイヤルパークホテル」宿泊記