横浜 日本大通りプロジェクトの工事状況!高級アパートホテル「シタディーン」建設中です
みなとみらい線日本大通り駅の近くで「横浜 日本大通りプロジェクト」の開発工事が進められています。NTT都市開発所有の「アーバンネット横浜ビル」跡地に17階建てのホテルが新築されます。完成予定の2023年まで、開業日情報、工事現場の状況を随時更新してお届けします。
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横浜 日本大通りプロジェクトとは
場所は、横浜港郵便局の並びにあり、みなとみらい線「日本大通り」駅直結の「横浜都市発展記念館」&「横浜ユーラシア文化館」が入る建物(旧横浜市街電話局)の向かい側の区画です。
元の計画名称は「(仮称)アーバンネット横浜ビル建替え計画新築工事」といいまして、NTT都市開発所有のオフィスビル「アーバンネット横浜ビル」の解体工事が進められていました(解体済み)。
その跡地に新築されるのが17階建てのホテルです。
対面にある旧横浜市街電話局とは緩やかな共通項を持たせるデザインとなっており、周囲にある歴史的建造物の高さに合わせて基壇部を造ることで、街並みの連続性を創出するように景観上の配慮がされています。
気になるホテルブランドは、シンガポールに本社を置くアスコット社がグローバルに展開するサービスレジデンスブランド「シタディーン(Citadines)」に決定しています。
「シタディーン(Citadines)」は、世界80以上の都市で150施設以上の施設が展開されており、日本だと東京(「シタディーンセントラル新宿東京」 「シタディーン新宿東京」)、京都、大阪に既存施設があります。
サービスレジデンスというのがピンとこなかったので、ホテル公式サイトを確認したところ、「アパートホテル」と記載があり、キッチンや洗濯機を備えた中長期滞在向けのホテルということでした。
日本でいうところのウィークリーマンションやマンスリーマンションがよりホテルライクになったイメージでしょうか。
横浜 日本大通りプロジェクトの概要
横浜 日本大通りプロジェクトの概要は以下の通り。
名称 | 横浜 日本大通りプロジェクト (仮称)アーバンネット横浜ビル建替え計画新築工事 |
---|---|
建築規模 | 地上17階、地下2階、高さ60.0m |
施設内容 | ホテル(242室)、店舗(2区画予定)、自動車車庫 |
建築主 | エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社 |
着工 | 2020年3月10日 |
竣工 | 2023年4月30日予定 |
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横浜 日本大通りプロジェクトの建設現場写真
横浜 日本大通りプロジェクトの建設現場を写真で紹介します。
2021年2月17日
横浜港郵便局。建築現場はこの先です。
みなとみらい線「日本大通り駅」3出口(情文センター口)が建設地のすぐ向かいにあります。
こちらが建設地。
ちなみに、この道を真っすぐ進むと「ハイアットリージェンシー横浜」に行くことができます。
大さん橋通りから建設地をみたところ。
建設計画のお知らせによると、2020年3月に着工していて、完成予定は2023年4月になっています。
大さん橋通り沿いの生垣に「近代のパン発祥の地」という石碑があり、元町にある「ウチキパン」の写真が掲載されています。この辺りどこかに日本初のパン屋さんがあったそうです。
以前はビル敷地側に「電話交換創始之地」の碑も存在しましたが、今は柵に囲まれているのでどうなっているのか不明です。もし撤去されているのであれば、どこかに移設される可能性もあるかと思います。
中の様子を見ることができました。まだ基礎部分ですね。
後方に見える白っぽい建物は「横浜港郵便局」。右側のキャメル色?の建物は「合人社横浜日本大通7ビル」で1階がスポーツ用品店です。
「合人社横浜日本大通7ビル」の反対側の隣は「日本キリスト教会横浜海岸教会」。教会のバックに建てられているのが「神奈川県分庁舎」の新庁舎です。
2021年9月16日
地下部分から地上に工事が進んでいました。
2022年4月10日
全体的に養生シートで覆われていますが、建物の存在感が増しています。
2022年11月14日
半年ほど経って訪問してみたら、すごく工事が進んでいました。
「シタディーン(Citadines)」のロゴも。ただ一見したところでは中長期滞在向けのホテルが作られているとはわからないような感じがします。
基本情報
- 名称:横浜 日本大通りプロジェクト
- 住所:神奈川県横浜市中区日本大通5番2(地番)