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横浜・港の見える丘公園の洋館(山手111番館・横浜市イギリス館)見学!バラ園が近く

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港の見える丘公園

横浜山手西洋館めぐりで「港の見える丘公園」を散策しました。園内の「山手111番館」「横浜市イギリス館」を見学したので、アクセスや見どころ解説します。入館料無料のスポットです。

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横浜市イギリス館

横浜市イギリス館

横浜市イギリス館は、昭和12(1937)年に英国総領事公邸として建てられた館です。

横浜市イギリス館

洋館敷地の門の脇に「イギリス館」と表札があり、その上に掲げられた「BRITISHI CONSULAR RESIDENCE」と記された銅板が、旧英国総領事公邸であったことを表しています。

横浜市イギリス館

昭和44(1969)年に横浜市が取得。平成14(2002)年から2階部分が一般公開されています。

横浜市イギリス館

鉄筋コンクリート2階建ての建物で、建築様式は「コロニアルスタイル(植民地様式)」と言われています。ヨーロッパ式の建築が海を渡り、それぞれの国の文化や風土と融合した様式です。

横浜市イギリス館

玄関の左側に王冠入りの銘版がはめ込まれています。

1937というのは英国総領事公邸の建築年ですね。

真ん中の紋章は「ジョージ6世時代」を表すロイヤル・サイファ(王室の紋章)だそう。Georgivs VI Rexの頭文字が組み合わされたデザインなんですって。

横浜市イギリス館

横浜市イギリス館の建物裏側のほうを撮影した写真です。2階の部屋に2つの丸い窓を見つけることができます。

ガイドブックなどでは、丸い窓が見える裏側からの写真が採用されていることもあるので、近くで撮影してみたかったのですが…。

今回はなぜか裏庭側にたどり着けなかったので(←※普段は解放されていないようです)、せめて遠くから写真におさめてみました。

横浜市イギリス館

館内部の見学はできますが、訪問時は新型コロナの対策で内部撮影不可。見学場所も制限がありました。あと、入館時に申告書(日時・名前・連絡先・健康チェックにレ点)の記入が必要でした(各館ごとに必要)。

2階の広い窓からは庭や港の眺望が楽しめした。

山手111番館

山手111番館

山手111番館は横浜市イギリス館の南側にある洋館です。大正15(1926)年、アメリカ人J.E.ラフィン氏の私邸として建設されました。 改修工事の後、平成11(1999)年から一般公開されています。

山手111番館

スパニッシュスタイルの洋館で、赤い瓦屋根に白壁の建物前には広い芝生の前庭を備えます。地階がコンクリートで地上が木造2階建ての洋館ですが、カフェのある裏側に回ると3階建てに見えます。

山手111番館

設計者は元町公園の洋館ベーリック・ホールと同じアメリカ人建築家J.H.モーガンです。

スペイン風の3連アーチが共通点ですが、山手111番館は上部が藤棚風になっているところが少し違います。

山手111番館

館の主であったラフィン氏の父親と建築家モーガンの2人には共通点があり、2人とも日本人女性を妻に迎え、最後は山手の外国人墓地で永眠したのだそう。

山手111番館

※例により内部撮影禁止の為、館内の写真はありません。

中は吹き抜けやシャンデリアがあり、設計者モーガンに関する展示等も行われていました。

カフェ・ザ・ローズ

カフェ・ザ・ローズ

現在、港の見える丘公園のローズガーデンから入る地階部分は、喫茶室「カフェ・ザ・ローズ」として利用されています。

カフェ・ザ・ローズ

ローズガーデンからは3階建てに見える外観です。

カフェ・ザ・ローズ

「ローズソフトクリーム」ののぼり旗が気になりました。港の見える丘公園に来たら立ち寄ってみたいカフェスポットです。

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港の見える丘公園

港の見える丘公園

洋館としては「山手111番館」「横浜市イギリス館」の2つがある港の見える丘公園ですが、山手の展望名所となっており、広くて見どころが多い公園。洋館周りをかいつまんで紹介します。

バラ園

港の見える丘公園

バラ園が見どころになっていて、エリアごとにテーマがあります。

「横浜市イギリス館」の前が「イングリッシュローズの庭」で、写真は「バラとカスケードの庭」。「横浜市イギリス館」と「山手111番館」の裏手に広がります。

港の見える丘公園

噴水が清々しい「香りの庭」。噴水を中心に4つの花壇があります。

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展望台

港の見える丘公園

霧笛橋広場前から見えるベイブリッジ。

港の見える丘公園

展望台から見る横浜港の大パノラマ。

港の見える丘公園

展望台近くに2017年から開催されている緑化イベント「ガーデンネックレス」のマスコット・ガーデンベアもいます。

また、背景にたなびく旗は、横浜が舞台のスタジオジブリ映画『コクリコ坂から』に出てくる国際信号旗となっており、映画の記念スポットなっています。

港の見える丘公園への行き方・アクセス

あかいくつ

港の見える丘公園へは電車とバスで行かれます。

電車の場合は、みなとみらい線「元町・中華街」駅下車、6番出口アメリカ山公園口から徒歩6分。バスの場合は、桜木町駅から、神奈川中央交通バス11系統、市営バス20系統、または市営バス「あかいくつ」に乗車し、停留所「港の見える丘公園」下車、徒歩1分です。

今回、私は横浜山手西洋館めぐりということで、JR石川町駅→山手イタリア山庭園山手公園元町公園→港の見える丘公園の順番でめぐりました。

疲れたーと思ったところでタイミング良く公園前の停留所に「あかいくつ」が。初乗車してみました。観光アナウンスなどを聞きながら桜木町駅に到着。小旅行終了となりました。

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