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横浜山手イタリア山庭園(外交官の家・ブラフ18番館)西洋館散策!行き方と見どころ解説

更新日: 2020年08月19日
ブラフ18番館

横浜山手西洋館めぐり有名な「山手イタリア山庭園」に行って「外交官の家」「ブラフ18番館」を見学したので、行き方・アクセス・見どころ解説します。入館料無料のスポットです。

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山手イタリア山庭園の場所と行き方・アクセス

電車で行く

JR石川町駅

電車でアクセスする場合、山手イタリア山庭園の最寄り駅はJR石川町駅となります。ホームに降りたら、中華街口(北口)と元町口(南口)があるので、元町口(南口)へ進みます。

ホームを歩いている時点で、既に線路トンネルの丘の上に洋館(外交官の家)が小さく見えているので、ちょっとワクワクします。

山手西洋館マップ

JR石川町駅の改札を抜けると、路上に山手西洋館マップがありました。年代ものですが、イタリア山庭園までの経路を確認する分には現役です。

私、石川町に行きつけの美容院があるので、たまーに降り立つのですが、今までマップの存在に気がつきませんでした。西洋館めぐり目線で街を見ると、随所に標識が存在していて、思いのほか親切です。

川町駅

さて、石川町駅から右(元町方面)に進み、最初の角(ローソン)を右折します。

チングルベル

曲がって進むと、右手側に古着の「チングルベル」があります。2020年8月1日放送の『出没!アド街ック天国(横浜のウラ!石川町)』にランクインしていた古着屋さんです。

石川町駅郵便局

そして、左手側に郵便局。

先は大丸谷坂という上り坂になっているので、道なりに進みます。

山手イタリア山庭園

しばらくすると、山手イタリア山庭園の門が見えます。門の一方に「山手イタリア山庭園」の標識、もう一方に「ブラフ18番館」「外交官の家」の標識がついています。

駅を出てから、写真を撮ったり標識を読んだりしてのんびりしていたので、7分程かかりましたが、普通に歩けば5分程度で到着する道程かと思います。

バス利用・港の見える丘公園から徒歩で行く

山手イタリア山庭園

近くにあった案内板によると、石川町駅側の門がある場所から、坂道をさらに進んだ先に「正門」があり、こちらは山手本通りを徒歩で歩いてきた場合とバスで来た場合の入口となります。

山手本通り

山手本通りに出ますと、曲がり角に山手イタリア山庭園方面への看板が出ており、徒歩1分程度で庭園に到着します。また、バス停「イタリア山庭園前」も看板のすぐ近くにあります。バスは、JR桜木町駅前から出ており神奈川中央交通11系統で行かれます。

山手イタリア山庭園について

見取り図

山手イタリア山庭園

公式サイト等を確認しても園内マップまでは掲載されていないので、予習しにくいスポットではありましたが、ブラフ18番館に掲示されていた山手イタリア山庭園の見取り図がとてもわかりやすかったので紹介いたします。

山手イタリア山庭園内、外交官の家とブラフ18番館をつなぐプロムナードによりエリアが大きく2つに分かれています。山手イタリア山庭園を代表する幾何学式の花壇は外交官の家に隣接して広がっています。

ブラフ18番館、外交官の家共に本館に付属棟(ホール)が併設されており、ブラフ18番館ではギャラリーとして、外交官の家ではカフェとしてそれぞれ利用されています。

山手イタリア山庭園

また、新しいお手洗いが外交官の家の近くに設置されているとのこと。

新型コロナの影響で館内のお手洗いが閉鎖されていることもあるので、横浜山手の洋館めぐりの際は、お手洗いの場所を押さえておくというのも重要かもしれません。

営業時間・料金

山手イタリア山庭園

山手イタリア山庭園の開館時間は9:30~17:00です。

休館日は月に1回あり、外交官の家と併設の喫茶室「ブラフガーデンカフェ」が毎月第4水曜日定休、ブラフ18番館が毎月第2水曜日定休となっています。

記事冒頭に書いてあります通り、入館料は無料です。

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山手イタリア山庭園の見どころ

イタリア山と呼ばれているのは、明治13(1880)年から明治19(1886)年まで、この場所にイタリア領事館がおかれたことが由来となっています。

以下、山手イタリア山庭園の見どころを紹介していきます。

ブラフ18番館(横浜市認定歴史的建造物)

ブラフ18番館

ブラフ18番館は、関東大震災後に山手町45番地に建てられた外国人住宅です。所有していたのはオーストラリア人のバウデン氏で、彼は横浜貿易の重鎮だったそうです。

大正13(1924)年の旧建物を、平成5(1993)年に山手イタリア山庭園内に移築復元。平成6(1994)年度に横浜市認定歴史的建造物となりました。

移築前は、平成3(1991)年までカトリック山手教会の司祭館として使用されていました。

ブラフ18番館

建物は木造2階建て、白い壁にオレンジ色のフランス瓦の屋根、グリーンの窓枠が映えます。バルコニー下の玄関にはトスカーナ式の円柱が立つ本館です。

関東大震災の影響がみられる邸宅で、防災を考慮した白壁はモルタル吹き付け仕上げとなっています。また、解体時の調査で震災による損傷を免れた住宅の部材が再利用されていることがわかっています。

ブラフ18番館

当時大きなガラスが高価だったことから、小さいガラスを組み合わせて窓の枠がデザインされているそう。また、外観からはわかりませんが、暖炉を背合わせにして煙突を1本にするなど、今でいうところのエコな造りになっているようです。

ブラフ18番館

付属棟(ホール)に内部見学の受け付けがあります。

横浜山手の洋館見学では、基本的に靴を脱いでスリッパに履き替え、靴は袋に入れて各自持ち歩く形となります。

ブラフ18番館

さて、今回の洋館めぐりでは館内の写真を撮影するのを楽しみにしていましたが…。

新型コロナの対策で内部撮影不可。見学場所も1階のみに制限されていました。あと、入館時に申告書(日時・名前・連絡先・健康チェックにレ点)の記入が必要でした(各館ごとに必要)。

正直テンションが落ちてしまいましたが、気を取り直してレッツ見学!

光が差し込むサンルーム(小さなガラスにも注目)、100年前の松本ピアノ、外観からもわかる張り出た大きな出窓、2階の寝室(今回見学不可)などが館内の見どころです。

小さな西洋館の丘

小さな西洋館の丘

ブラフ18番館の近くに「小さな西洋館の丘」というスポットがあります。第33回全国緑化よこはまフェア(ガーデンネックレス横浜2017)で、港の見える丘公園に設置されていたものが寄贈されています。

小さな西洋館の丘

写真手前、外交官の家とブラフ18番館です

7つの横浜山手の西洋館のミニチュアが置かれています。

港の見える丘公園の方面から順番に西洋館を回ってきた方は、建物の形状からどの洋館のミニチュアなのか全部言い当てることができるようになっているハズ。逆に、山手イタリア山庭園からスタートという方はこれからめぐる場所の予習になって楽しいかと思います。

展望台

山手イタリア山庭園

小さな西洋館の丘近くに展望台もあります。

山手イタリア山庭園からの眺め

遠くにマリンタワーが見渡せる景観です。

外交官の家(重要文化財旧内田家住宅)

外交官の家

ブラフ18番館と外交官の家の間にプロムナード(遊歩道)があります。配置された背の高い木はメタセコイヤの木。この木の間の道を歩いていくと正門に出ます。

また、貝殻型の壁泉越しに見える外交官の家がとてもメルヘンチックです。

この外交官の家は、漫画『のだめカンタービレ』の登場人物、千秋先輩こと千秋真一の実家のモデルになっているそう。私この漫画、横浜みなとみらいの万葉倶楽部に泊まって全25巻読破(笑)してるんですが、先輩のお家のシーンが何巻だったかまでは覚えていません。

外交官の家

明治43(1910)年に東京渋谷の南平台に建てられた、明治政府の外交官・内田定槌氏の邸宅だったことから外交官の家と名づけられた館です。

平成9(1997)年に内田定槌氏の孫から館の寄贈があったことを受け、山手イタリア山庭園内に移築復元。同年、国の重要文化財に指定されました。

外交官の家

設計者はアメリカ人建築家J.M.ガーディナーです。宣教師として来日し、日本各地に教会建築を残した人物として知られています。

木造2階建て、華やかな装飾が特徴のアメリカンヴィクトリアン様式の建物です。とんがり屋根といわれる「八角形の塔屋」がついていることが特徴で、「ザ・洋館」という雰囲気となっています。

外交官の家

外交官の家の内部見学の受け付け入口は、裏(に見える)庭側の付属棟にあります。

外交官の家

外交官の家の入口側の庭で、建物の反対側の外観が見られます。

玄関と思われる入口があるので、本来の家としての正面はこちら側なのかなと想像しました。

外交官の家

例により内部撮影禁止の為、写真はありません。

1階はお客様をもてなす空間、2階は家族のプライベート空間として使われていたことが見学のポイントになっています。ステンドグラスやアールヌーボー風の意匠が華麗で、内田定槌氏の写真も飾ってありました。

幾何学式庭園

山手イタリア山庭園

外交官の家の建物と隣接してイタリアの庭園様式を模した幾何学式の花壇が広がっており、とても華やかです。花壇の形状は外交官の家の2階から眺めるとよりはっきりわかるかと思います。

山手イタリア山庭園

高台にある水場、噴水というのが独特の解放感をもたらしています。

山手イタリア山庭園

遠くにランドマークタワーが見える景色が素敵です。

ブラフガーデンカフェ

ブラフガーデンカフェ

外交官の家の付属棟に喫茶室「ブラフガーデンカフェ」が併設されています(この裏側が内部見学するときの入口です)。

外から入店する場合は靴を脱いで、窓の開いてるところからコンニチハします。屋内席と店舗前に半円型に張り出たテラス席があります。

ブラフガーデンカフェ

陽射しや雨などの天候によっては使いづらいかもですが、眺めも雰囲気も良いテラス席。

ブラフガーデンカフェ

メニューはケーキセット、ビーフシチュープレート、キーマカレーセットがありました。

最後に

山手イタリア山庭園

外交官の家、入口前に咲く横浜開港150周年記念のバラ「はまみらい」

山手イタリア山庭園のバラが見頃を迎えるのは5月と言われています。バラ鑑賞メインであれば見ごろに行くのがベストです。私が訪問したのは8月で、花やバラも一部咲いてはいましたが、新緑が多いかなという印象でした。

ただ、噴水があるイタリアの庭園は十分に美しく、洋館をメインに鑑賞するということであれば、気を付けたほうがよいのは天候の方で、季節は関係なく楽しめるのではないかと思います。

基本情報

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