ニューオータニイン横浜プレミアム宿泊記!「感動夜景」&「最強の朝食」が本当か見てきた

ニューオータニイン横浜プレミアムのベイビュー・スーペリアツイン(観覧車が見える部屋)に宿泊。ホテル内レストラン「下町DINING&CAFE THE sea(ザ・シー)」での朝食ビュッフェも体験しました。桜木町駅徒歩1分、コレットマーレと同じ建物に入るホテルです。
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ニューオータニイン横浜プレミアムへ
過去に撮影した「ヒューリックみなとみらい」。現在はロープウェイの支柱が遮るため、このようには見えません。
ニューオータニイン横浜プレミアムは、桜木町駅前にある「ヒューリックみなとみらい」というテナントビルの中に入っています(昔の名称は「TOCみなとみらい」でしたので、今でもTOCと言ってしまうことが…)。
簡単に言いますと、ビルの下側が商業施設「コレットマーレ」。上側の「ヒューリックみなとみらい」のロゴが入っている、建物正面部分がホテル「ニューオータニイン横浜プレミアム」となります。
ニューオータニイン横浜プレミアムのフロントへは、コレットマーレの3階から行くことができます(3階フロアガイド)。
洋服屋に挟まれた奥まった場所にあるので、意識してないと見落としてしまいそうな入口。入ってみると暗めの通路が続きます。
トンネル?を抜けると、そこは明るい別世界でした。
建物内にこんな場所が隠されていたなんてとホテル「ニューオータニイン横浜プレミアム」初訪問の私は思います。
右手側にあるフロントにてチェックイン。突き当りにはホテルに1つだけあるレストラン「ザ・シー」。今回朝食付きプランですので、会場となるレストランです。
ロビー内には「ニューオータニクラブラウンジ」。こちらニューオータニクラブ会員専用ラウンジですが、コロナの影響で閉鎖中となってました。
ニューオータニイン横浜プレミアムの出入口について
ニューオータニイン横浜プレミアムは桜木町駅徒歩1分。雨のときもほぼ濡れずに行ける立地抜群のホテルではありますが、出入口がわかりにくいちょっと不思議な構造のホテルです。
冒頭で紹介した、コレットマーレとの連絡通路は開放時間が11:00~20:00。施設の営業時間内でしか利用できません。
ホテルエントランスとしては2か所あり、1か所は「歩く歩道」近くの2階外通路(2階フロアガイド)にあります。
ちなみに、以前はこの並びに「ナチュラルローソン」がありましたが、2020年7月15日に閉店しています。なので、屋内で食料品の買い出し等するときは地下1階のスーパー「サミット」などを利用することになるかと思います。
もう1か所のホテルエントランスは1階にあります(1階フロアガイド)。
ホテル客室内にあった案内によると、こちらの玄関は24時間開いてるとのこと。どこかで夜遊びしても安心なホテルですね。
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ニューオータニイン横浜プレミアムの客室
先に解説しました通り、3階にフロント・ロビーとレストランがあり、ホテルの客室は10階から19階。19階が最上階となります。
今回宿泊した「ベイビュー・スーペリアツイン」は、10階から18階に割り当てられており、私たちの部屋は15階となりました。
客室は窓から見える景観により、ベイビュー(海・観覧車側)とシティビュー(街・富士山側)タイプに分かれています。
15階のフロアマップと冒頭の「ヒューリックみなとみらい」の外観写真と一緒に見ていただければわかりやすいかと思いますが、建物外カーブ側がベイビュー(海・観覧車側)、内カーブ側がシティビュー(街・富士山側)となります。
公式で「感動夜景」を謳うホテルですから、おすすめなのはやはりベイビューの客室。
ですが、シティビューの客室も、天候によっては富士山が見える、価格が抑えられている、立地の良さは享受できるというメリットがあります。
また、各階フロア廊下のエレベーター付近、ベイビュー側に大きな窓があり、そこから景観を眺めることができます。なので、シティビューの客室に宿泊した場合でも、宿泊階の廊下の窓からならベイビューを楽しむことは可能です。
同じ原理で、廊下からだけでも最上階の眺めも観てやろうと目論んだのですが、ルームキーが宿泊フロア以外は停まらせないものでしたので、最上階へ行かれませんでした。
目論みは外れましたが、セキュリティについては良いホテルということがわかりました。
15階・ベイビュー・スーペリアツインの客室
今回宿泊したベイビュー・スーペリアツインの客室(15階)です。
大きな窓から見えるみなとみらいの景色が絵に描いたようで、はめ込みの合成写真に見えてしまうほど。
内装は独特で、スタイリッシュ、派手、レトロをミックスした感じでしょうか。どちらかというと私の好みではありませんが、煌びやかな夜景に合わせてデザインされたのかなと感じるところではありました。
とても居心地が良かったのは、ベッドにもなる大きなソファー。荷物散らかし放題、ゴロゴロし放題でくつろいでしまいました。窓ガラスと対面するように大きなTVモニターがあり、そのTVを見るのにも好ポジションです。
クローゼットにはスリッパなどシンプルな備品があります。
バスルームはユニットバスです。床のタイルに装飾が施されており、お洒落風にはなっていますが、仕様や備品はビジネスホテルのそれといった感じです。
アメニティもごく普通です。
ちなみに、ニューオータニイン横浜プレミアムは、最上階だけ特別な部屋タイプ(「ベイビュー・デラックスツイン」「シティービュー・デラックスダブル」)になっており、アメニティが豪華。ベッドマットにもエアウィーヴが採用されています。
もし、ホテルの雰囲気が好みでしたら、最高の眺望が期待できる最上階の部屋にするというのも素敵かと思います。最上階を選べば、スーペリアツインのように何階になるかわからないという不安要素もないですし。
お風呂はバスタブとシャワーブース一体化のもの。
お風呂の構造については最上階も同様で、角部屋にあたる広い部屋タイプ「ベイビュー・コーナーデラックス」だけが、バスタブとシャワーブースが分かれているようです。
ミニバーとデスクがあります。
実は、部屋に入って最初に思ったのは「ペットボトルの水がない」ということでした。当然ように置いてあるわけでないということは分かっているですが、良いホテルばかりに泊まっているのか、水なしに遭遇したことがなかったのです。
一応、各階に自販機があるようでしたので、必要な場合は購入することができます。
ミニバーのセレクトは割と好きです。古風な煎茶と部屋とミスマッチな梅こんぶ茶。コーヒー・シュガー・クリームを横浜に本社を置く「三本珈琲」でまとめてるところが良いと思います。
あとは、置いてある「清水香」という消臭剤がプロ仕様のすごいヤツらしく、無駄にシュッシュしてました(笑)
ホテルのウリである夜景は、撮影時はコスモワールドと観覧車下の結婚式場の照明が消えていたのでマックスの状態ではありませんが、それでも十分美しく見えました。
2020年に開業した「北中ノット」「横浜市新市庁舎(ラクシスフロント)」も煌めいています。
夜景も良いですが、個人的にはみなとみらいは汽車道がスッと見える日中の風景のが好きです。
訪問時は天気が悪くて色味はイマイチでしたが、朝靄がかかった風景をベッドに寝転がりながら眺めるひと時が良かったです。
気になった点としては、床とか鏡の掃除はゆるい感じでした。ベッドメイキングと水回りの掃除はキッチリされていました。
あと、卓上の目覚まし時計がミステリー。NHKの朝ドラを見るため、朝8時前にセットしたのですが、鳴ったのが30分後でドラマ見逃し…。時計の針ががズレているなら直してあげようと思ったのですが、時計の時刻は正確で目覚ましの針の位置も間違っていないという謎(2人で確認したので勘違いではないと思う)。
朝ドラは昼の再放送を視聴すればよいですが、ビジネスシーンだと30分遅れは痛いでしょうから、宿泊時は念のためマイスマホのアラームも発動させた方がよいかもしれませぬ。
ニューオータニイン横浜プレミアムの朝食レストラン
今回は、ディナータイム(サラダ&スイーツバー)と朝食でホテル内レストラン「下町DINING&CAFE THE sea(ザ・シー)」を利用しました。
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朝食については宿泊プランに含まれていますので、ここで紹介していきます。
「ザ・シー」で朝食ビュッフェ
チェックインの時にもらった朝食券です。
予約のときのプラン名が「最強の朝食付」というものでしたので、内容が気になります。
ニューオータニイン横浜プレミアムの「ブレックファストバー」は、朝食券がつかない場合は、大人3,150円のビュッフェになります。
スタッフに案内され「ザ・シー」店内へ。
コロナ対策としては、入店前の検温があり、取り分け時はマスクとビニール手袋着用。マスクケースの配布もありました。
入店した時に感じる「天井高」な雰囲気は好きです。
朝の時間帯は、歩く歩道を足早に行きかう人々の様子が見えました。
訪問時は小雨でしたが、観覧車やオーシャンビューが望める開放感のある店内です。
ビュッフェは店舗の真ん中にあり、大きなテーブルと壁際、壁際の左右に冷蔵ケースがあるという配置です。
大きなテーブルの片側にはズラリと中華料理が並びます。
炒め物が2種類、かに玉、上海焼きそば、ベーコン、ソーセージなど。
せいろの中にはシュウマイと蒸し餃子。
中華の反対側はパンコーナー。
スープ、ポテト、クロワッサンなどのベーカリー、ミニパンケーキとワッフルも。各種ジャムの中に蜂蜜があるのが少し珍しいと思いました。
冷蔵ケースの中にサラダバー。
隣に和食のお惣菜が20種類弱並んでいます。納豆もありました。
壁際はご飯ものコーナー。
白米と味噌汁の他に、おかゆ、八穀米、うどん、温玉、焼き魚などが並んでいました。
シェフがオムレツを作ってくれるコーナーも。手捌き見事です。
ドリンクバーは、ソフトドリンクがオレンジジュース、グレープフルーツジュース、牛乳、冷水、豆乳、紫野菜フルーツジュースでした。
アイスティーなどの甘くないサッパリ系の飲み物が水以外にないのが不便でしたが、紫野菜フルーツジュースが甘さ控えめで飲みやすかったです。
コーヒー&紅茶のコーナーは普通な感じです。
デザートコーナーは各種フルーツ、アロエ、フルーツポンチ、杏仁豆腐、プレーンヨーグルトなどがありました。
シリアルもあります。
ニューオータニイン横浜プレミアム「ザ・シー」の朝食ビュッフェは、普通のビジネスホテルで提供されるものより豪華で、和・洋・中とそろっているものでした。シェフのコーナーもあり、品数も食べきれないくらい置いてあります。ただ、値段の方も大人3,150円となりますので、コスパを考えますと、及第点のビュッフェであると感じました。
まとめ
フロント前のお土産コーナー
以上、ニューオータニイン横浜プレミアム宿泊記でした。
滞在中は、コレットマーレ6階にある映画館「横浜ブルク13」で劇場版「鬼滅の刃」無限列車編を鑑賞予定でしたが、特典の「零巻」の配布が終了してしまうとビビり、数日予定前倒しで映画鑑賞したので(特典は無事GET)当日暇になりました。
そこで、5階にオープンした「#ワークマン女子」でお買い物タイム(入店するには整理券が必要だったので、ホテルチェックイン前に整理券をもらっています)。
さらに、使い捨てコンタクトレンズの処方箋の有効期限が切れてピンチだったので、3階の眼科(←混雑する)に行ったり5階のアイシティに行ったりと、コレットマーレで所要を済ませる時間となりました。
「感動夜景」については、私自身は横浜市民的慣れがあるので感動まではいたしませんでしたが、観覧車や建物の見え方のバランスが完璧に近く、横浜らしさがばっちりと感じられる風景でしたので、記念日や観光でいらっしゃる方には一番におすすめしたい夜景だと感じました。
「最強の朝食」については、何を基準に最強なのかがわからないので何とも言えませんが、値段分の料理メニューを充実させよう!という気合が感じられたし、シェフのオムレツがとっても美味しかったことは確かであります。
ホテルステイを楽しむという目的では、ビジネスホテルだから仕方ないけど、ユニットバスでは寛げないという人もいるので、その辺は惜しいところ。
総合的には、桜木町駅徒歩1分という立地、みなとみらいの玄関口で最高の景観が望めるという不動の強みがあり、内装もリッチな感じになっているので、味気ないビジネスホテルと比較すると、良いホテルと感じる方が多いのではないかと思います。
基本情報
- 名称:ニューオータニイン横浜プレミアム
- 住所:神奈川県横浜市中区桜木町1-1-7
- URL:http://www.newotani.co.jp/innyokohama/index.html
2020年10月「ニューオータニイン横浜プレミアム」宿泊記