京急ミュージアムが一般入館再開!やっと見学できた(平日限定・要整理券)
2020年7月13日から、横浜みなとみらいにある「京急ミュージアム」の一般入館が再開されたので見学してきました。訪問時は平日限定の整理券方式でした。京急ミュージアムの入館方法、最寄り駅、ジオラマやグッズの見所や混雑状況についてお伝えします。
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京急ミュージアムとは
京急ミュージアムは京急グループ本社1階にある企業ミュージアムです。
入場料は無料(一部の体験コンテンツは有料)の施設です。
オープン自体は2020年1月21日だったのですが、当初は混雑緩和のため、ネット申込で当選した人だけ見学できるという話だったので、一般人が普通に見学できるようになるまで待っていたという次第です。
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京急ミュージアムの最寄り駅とアクセス
京急ミュージアムの最寄り駅は、みなとみらい線「新高島」駅 となります。1・2番出口すぐの場所に屋外展示の「ケイキューブ」があるので目印になります。
京急公式の案内に従って「横浜駅」利用の場合は、徒歩約7分となります。
東口ポルタ地下街をそごう方面に進み、そごう前に来たら右側にあるエスカレータで1階上へ。そごう脇の連絡通路を進み、そのまま前方に現れるエスカレーターを上るとはまみらいウォークに。日産ギャラリーを抜けて歩道橋を進むと京急グループ本社2階の入口があります。
横浜駅自体初めてという方には少し難しいかもわかりませんが、土地勘のある方にとっては横浜からみなとみらい方面に行くときのルートの1つなのでそんなに難しくないと思います。
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京急ミュージアムの入館方法
京急ミュージアム前に入館方法の看板が出ています。
平日限定で一般入館が再開されましたが、行ったら即入れるという訳ではなくて、整理券方式による人数制限があります。
さらに、毎週火曜(火曜が祝日の場合は翌日)が休館日なのでこの点もお忘れなく。
2020年7月13日から開始されている方法ですと、平日1日3回で観覧できる時間帯が設けられており、各回の整理券配布開始時間と人数も決まっています(30人限定)。
例えば、今回私は平日2回目の時間帯(12:45入館/14:00退出)を狙って行きましたが、この回の整理券の配布開始時間は12:15~と決められていました。定刻に行くと5人ほど並んでおり、整理券をゲットすることができました。
詳細は京急ミュージアム公式からご確認ください。暫定的な入館方法かもしれないので、状況により変更される可能性もあるでしょう。
整理券をもらった後、入場まで約30分の時間ができてしまいましたので、隣の「資生堂ビル(資生堂 S/PARK)」に入って涼んでました。こちらも無料施設なので便利です。
整理券の配布場所ですが、公式サイトには「京急グループ本社2Fエントランス」とあります。ただ、訪問日は張り紙によって1階の京急ミュージアム前に変更されていました。
また、京急グループ本社2Fエントランスから、1Fの京急ミュージアムの様子を見ることができます。
京急ミュージアムの見どころ
見学開始時間になったのでいざ入館。
手をアルコール消毒をして受付で整理券を渡します。先に書いた通り入場は無料です。
受付の隣の券売機は「マイ車両工場(1000円)」「鉄道シミュレーション(500円)」を予約するためのものですが、これらは今回の整理券による一般入館では体験できませんのでご注意ください。
以下、京急ミュージアムの見どころを解説していきます。
京急車両「デハ230形・デハ236号」
京急ミュージアム一番の撮影スポットは京急電鉄の車両。昭和初期から活躍した京急電鉄の車両が展示されています。
1929年製造された「デハ236号」は、別会社で建設された品川~横浜間(京浜電鉄)と黄金町~浦賀間(湘南電鉄)の間の、つながっていない区間の直通運転を実現した、京急電鉄にとって歴史的車両です。
車両先頭の行き先プレートは、訪問時「川崎」になっていました。画像を検索すると他のバージョンもあるので、時々入れ替わっているのかなと思います。
230形のドアを開閉できるコーナーもあり、子供に大人気。
京急ヒストリー
再現された駅のホームから車両に乗りこめます。ホームは230系が最後の活躍をした1970年代の標準的な京急の駅を再現したものになります。
車内の座席に座ってみることも可能。
車内には京急の歴史を紹介する文章や様々な展示品が並んでいます。
京急ミュージアムのグッズ売り場
再現ホームで何か販売されている様子。雰囲気が本物の駅みたい。
販売されているのは京急グッズでした。
個人的に一番気になったのは、停車駅案内図がプリントされたタオルです。京急ミュージアムのロゴも入っています。
なんと!同じ図柄の少しレトロな停車駅案内図が実際の車両にセットされているんですよ。記念品にいかがでしょうか。
京急ラインジオラマ
京急ミュージアムの中央には京急沿線地域全体を表現した、長さ約12メートルサイズの巨大ジオラマが広がっています。
ポイントはエリアごと(品川・副都心、京急蒲田・羽田空港、京急川崎、横浜・みなとみらい、上大岡・金沢文庫、横須賀・三浦・葉山)の街の作り込みのリアルさです。見る人によって引き込まれるエリアが違うと思います。
品川・副都心エリアはビル中心。
横須賀・三浦・葉山になると緑が豊かに。
羽田空港。
京急川崎駅。
昔、京急川崎駅が通勤ルートだったので、個人的な思い入れがあります。
JR川崎駅から京急川崎駅に乗り換えるとき、手前に見える横断歩道の信号が青になっているとラッキーでした。赤だと1本後の電車に乗る羽目に。懐かしや。
京急大師線を持つ鉄道会社として、川崎大師は外せないスポットです。
横浜駅は、2020年話題の西口ではなく、東口が表現されています。よく見ると「PORTA」って書いてあるんです。京急的には横浜駅といえば東口が商圏になりますね。
京急グループ本社ビルがジオラマの中央部に鎮座しています。
京急イエローハッピートレインも走ってます。
鎌倉の大仏。
三崎口と油壷マリンパーク。
京急ラインジオラマ 800形運転台実験(100円)
ジオラマ内を走行する鉄道模型(HOゲージ)を、模型の先頭に搭載したカメラ映像を見ながら、本物の800形電車運転台で操作できるという3分程のゲームです。
100円を入れると、体験スタート。手元のレバーで停車ができるとのこと。
モニターでどこを通っているのかは見えますが、実際に走行している模型列車がどれかわからないまま体験終了となりました(笑)
体験コーナー
「鉄道シミュレーション」「バスネットワーク」「マイ車両工場」という3つの体験コーナーがあり、各コーナーに駅名風の看板がかかっています。
訪問時は「鉄道シミュレーション」「マイ車両工場」は体験できなかったので、見学だけしました。
鉄道シミュレーション(1000円)
本物の新1000形の運転台による、実写映像の運転シミュレーターが設置されています。難易度が異なる「初級」「中級」「上級」「わくわくコース」の4コースがあります。
パンダグラフ模型の操作体験ができる装置もあります。
スイッチは700形電車の本物の「10店スイッチ」が使われています。
バスネットワーク
バス運転台を再現したコーナー。
ハンドルを動かしたり、扉の開閉ボタンを押してブザー音を鳴らしたりできます。子供に人気。
マイ車両工場(500円)
オリジナルデザイン車両の工作体験ができるコーナー。参加者は、オリジナルの京急車両デザインの鉄道玩具「プラレール」を制作し、オリジナルボックスに入れて持ち帰れるらしいです。
その他の見どころ
床下に複数展示ケースがあり、記念品などが収納されています。
ガチャガチャのコーナー。
受付横の仕切りが電車仕様になっています。
お手洗いのマークも電車仕様。さらにマスク付き!
記念スタンプコーナー。パンフレットに押します。
ケイキューブ
京急電車をモチーフにした屋外のイスです。休憩にも。
屋外展示なのでいつでも見れるものではありますが、1個1個行き先が 違っているのでこの機会にじっくり鑑賞してみてはいかがでしょうか。
最後に
以上、京急ミュージアム体験記でした。京急ならではの遊び心も感じられたし、無料でゆっくり見学できて楽しかったです。
近くでお茶するのであれば、隣にある資生堂「エスパークカフェ」がおすすめ。2階は無料のミュージアム「S/PARK Museum」になっているので、この機会に見学しても楽しいと思います。
基本情報
- 名称:京急ミュージアム
- 住所:神奈川県横浜市西区高島1丁目2−8 京急グループ本社1階
- URL:https://www.keikyu.co.jp/museum/