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横浜みなとみらいのロープウェイの工事状況 | 反対・いらないの声も?

横浜エアキャビン

横浜みなとみらいでロープウェイの建設工事が始っていますので、これまでの情報をまとめました。「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)」という仮称で、2021年春に誕生予定。桜木町駅前からワールドポーターズ前の運河パークまで繋がる計画です。

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2019年12月、横浜市がロープウェイ建設計画を発表

「YOKOHAMA AIR CABIN(仮称)」とは

2019年12月6日、横浜市が桜木町駅前と新港ふ頭を結ぶロープウェイ事業に公式に着手することを発表しました。2017年から実施された公募「まちを楽しむ多彩な交通」を経て、泉陽興業と事業実施協定を締結しています。

ロープウェイの施設名称は「YOKOHAMA AIR CABIN(仮称)」。

開業時期は、当初2020年度末予定でしたが延期され、2021年春完成予定となっています。

ロープウェイのルート

ロープウェイのルートは、桜木町駅前から横浜ワールドポーターズ前の運河パークまでです。

延長約630メートル、最大高さ約40メートル、8人乗りゴンドラ36基のロープウェイが整備されます。料金・営業時間は未定です。

汽車道

海上の遊歩道「汽車道」の南側に沿って、支柱(地上2基、海上3基)が建てられ、両サイド(桜木町、ワールドポーターズ前)に駅舎が設けられます。

イメージ図

YOKOHAMA AIR CABIN(仮称)

最大高さ約40メートルのゴンドラが遊歩道「汽車道」の南側を走っているイメージ画像です。

海上にニョキっと3基の鉄柱(北仲通北第一公園付近・結婚式場「ノートルダム」付近・ワールドポーターズ付近)が現れることになりますので、景観上の懸念はあるかと思います。

YOKOHAMA AIR CABIN(仮称)

JR桜木町駅前の駅舎デザインイメージです。

桜木町の駅前は広い広場なのである程度の包容力はありますし、私としてはデザイン的にも悪くないように思います。ただ、乗降にともなう人の動線がどうなるのかなど、外観からは図れない懸念はあるかもしれません。

設置・運営は泉陽興業株式会社

コスモワールド

ロープウェイの設置・運営は、コスモクロック21・コスモワールドの運営会社である泉陽興業株式会社が行います。

これは「まちを楽しむ多彩な交通」の募集条件に、整備及び運営等にかかる費用は提案者自らの負担として、公費負担を伴わないと謳われているためです。

ロープウェイ計画に賛否両論?

横浜市の発表後、横浜みなとみらいの桜木町駅前と新港ふ頭を結ぶロープウェイ計画に賛否の声があるようなので、Twitterでの反響を中心にまとめました。

楽しみの声

まずは賛成意見から。

純粋に「楽しみ」の声があるようです。ドラマのロケ地にでもなってくれたら、観光客を中心に利用者が増えるかもしれませんね。「逃げ恥2」とかあればいいのにと個人的には思います。

以下、反対意見です。

景観情の懸念

MM線馬車道駅近くの北仲通北地区を再開発する事業者は、景観への影響を懸念する。事業者でつくる「横浜北仲エリアマネジメント」は1月、「長い時間をかけて形づくってきた都市景観に大きな影響を及ぼす」とする意見書を市長に提出。地区近くの内水域に海上の支柱3本を建ててゴンドラが通過する計画を「北仲通北地区や万国橋、汽車道からの眺望を著しく阻害する」とし、「(市や提案事業者の)進め方はあまりにも拙速に過ぎる」と批判している。

引用元:カナロコ

実はみなとみらい地区には電柱が1本もありません。これは地下に埋まっている共同溝にライフライン等を通しているためです。

海の上とはいえ、汽車道沿いに30〜40mの高さの鉄塔が建設され、駅間にはワイヤーが張られるとなると、今まで保ってきたものを台無しにしてしまうのではという心配があるのです。

汽車道が良いのに

桜木町駅からワールドポーターズまで、徒歩で15分前後かかる移動時間を長いと感じる人もいます。したがって、ロープウェイを利用すれば2分半~3分ほどに短縮できるらしいので、その点メリットかと。

ただ、汽車道を歩いていく一本道の雰囲気が良いので、歩くのが楽しく苦にならない場所でもあるんですよね。景観に悪影響が出るかもしれないものを、わざわざ並走させなくても良いのにという意見は理解できます。

移動手段として短い

桜木町からロープウェイでつなぐなら、山下公園までとは言わないまでも、赤レンガ倉庫のあたりまで行ってくれれば移動手段としての価値があるのですが、現状ですと短いかもしれません。

手軽に乗れるのであれば良いのですが、「料金が高い」「待たされる」等の不便があった場合、少なくとも地元の方の間では利用されなくなっていくでしょう。

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よみがえる横浜万博?

賛成・反対とは別に「横浜万博」のゴンドラを思いだすという指摘も。「みなとみらい×ロープウェイ」の組み合わせは過去にもあったと。

スカイビル50周年

1989年、現在のみなとみらい21地区で開催された「横浜博覧会(YES’89)」。その会場へのアクセスの1つに「そごうからのゴンドラ」というのがあったそうです。

関連記事

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汽車道

私、体験者ではないので当時のことを調べてみると、大観覧車「コスモクロック21」や遊歩道の「汽車道」は、もともと博覧会の際に設置されたものを利用しているということがわかりました。

見る人が見れば「横浜博覧会(YES’89)」の名残満載の場所に、ロープウェイが復活するという考え方もできるのですね。

過去にはこんな景観論争

アニヴェルセルみなとみらい

話は違いますが、みなとみらいのロープウェイ計画に反対意見があると知り、私のまっさきに脳裏に浮かんだのは2014年にオープンした結婚式場「アニヴェルセルみなとみらい」だったりします。

こちらの結婚式場も建設当時、建物の外観によってみなとみらいの景観が崩れるということで反発があり、デザインを何度も変更し建設された経緯がありました。

結婚式場については、今ではそんなことは忘れるくらい馴染んでいるように感じますので、ロープウェイの方もうまく仕上がることを願っています。

参考記事

論議呼ぶ新港地区の結婚式場計画 横浜市の景観協議が初の「物別れ」に 試されるMM21地区の都市デザインの「作法」(ヨコハマ経済新聞)

ロープウェイ建設現場写真

ここからは、ロープウェイの建設現場を写真で紹介します。

2020年6月1日(桜木町駅)

桜木町駅・ロープウェイ設置工事

桜木町にロープウェイ設置工事のための囲み柵が設けられています。

この柵は2020年3月頃から設置されているようで、「日本発の都市型ロープウェイ 桜木町駅~運河パークに建設」「2021年の春 完成予定」と書いてあります。

桜木町駅・ロープウェイ設置工事

別の標識には、「索道施設駅舎工事」とあり、期間は令和3年2月28日までとなっております。

桜木町駅・ロープウェイ設置工事

資材置き場のような部分が見えて、剥がされたタイルのような物が積み上げられています。

2020年6月15日(ワールドポーターズ側)

運河パーク・ロープウェイ設置工事

桜木町駅にあるのと同じ囲が設置されています。この辺は春になると桜が見られる場所ですが、一部伐採されてしまったようです。

運河パーク・ロープウェイ設置工事

桜木町川と運河パーク側の駅舎のデザインは異なっており、それぞれの完成予想図が囲に描かれています。

運河パーク・ロープウェイ設置工事

ロープウェイの支柱を立てるための基礎工事が行われています。島のような土台があり、少し離れたところに白い柵で囲まれたところもあります。

2020年6月25日(北仲付近)

ロープウェイ設置工事

ノートルダム横浜みなとみらいの裏側の水辺に、ワールドポーターズ前の水辺で見かけたのと同じ島のような工事現場があります。

ロープウェイ設置工事

角度を変えて撮影してみました。

ロープウェイ設置工事

北仲ブリック&ホワイト」隣の駐車場に、「ロープウェイの部品らしきもの」が積まれています。近くで見ると思いのほか迫力があります。

ロープウェイ設置工事

北仲橋からワールドポーターズの方角を見ると、海上に白い柵で囲まれたところが2か所確認できます。さらに同じものがワールドポーターズ前でも1か所確認できます。

ロープウェイの海上の支柱は3か所と計画にあったので、この白い柵のところに支柱ができるのかなと予想してみました。

最後に

ランドマークタワーからの汽車道の眺め(ロープウェイ設置前)

ランドマークタワーからの汽車道の眺め(ロープウェイ工事以前に撮影)

みなとみらいのロープウェイ・横浜エアキャビン、要るか要らないかで言ったら、要らないとは思いますが、作り始めているのを目の当たりにして、期待感も半分あります。

完成したらアトラクションとして1回は乗ってみると思いますし。市民に利用される乗り物になるのか、観光専用になってしまうのか?蓋を開けてみなければわかりませんが…。

ところで、ロープウェイのところで撮影してたら、背後で小さい子が「ロープウェイ作ってる」って話してて、まだ、形になってないのにちゃんとわかってるのが感心でした。子どもにウケる設備になる可能性はありますね。

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