横浜・掃部山公園は桜の花見におすすめ!井伊直弼像がシンボル、野毛山公園や伊勢山皇大神宮も近隣エリア
横浜の掃部山公園(読み方:かもんやまこうえん)は、みなとみらいを見下ろす高台の頂上に井伊直弼像が立つ公園で、約200本の桜が咲く横浜の桜の名所としても知られています。場所は紅葉坂、桜木町駅エリアにあり、近隣の野毛山公園や伊勢山皇大神宮と一緒にお花見も可能です。
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戸部側からから掃部山公園へ
戸掃部山公園の入口です。
掃部山公園へは桜木町駅から行くのがメジャーかもしれませんが、今回は戸部通り出入口側からアクセスしました。
トイレの案内が出ていて、公園内の全体図も確認することができました。
遊具広場、日本庭園、銅像広場などのスポットがあります。
戸部通り出入口側から掃部山公園を通り、紅葉坂方面へ抜ける道路を歩きながら桜を楽しむことができます。
遊具広場
遊具広場では、多くの家族連れが本格的なお花見を楽しんでいる様子でした。
遊具広場というだけあって、ブランコや滑り台が設置されているので、子供を遊ばせながらお花見をすることができます。
我々は広場内ではなく、広場外の花壇の石垣に腰を下ろし、コンビニのお茶とホットスナックでライトなお花見を楽しみました(笑)
座った場所の正面に位置する日本庭園から続く展望台のふもとでは、小さな滝も流れていました。
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日本庭園
掃部山公園の日本庭園です。
この日は、東屋でくつろぐ人が多くみられました。
日本庭園としてどうというのはないかもしれませんが、季節のお花が咲いているし散策するには十分なエリアです。
井伊直弼が茶道に通じていたことにあやかって行われた「虫の音を聞く会」にちなんで、歌碑が設置されています。
展望スポット
日本庭園から園内の丘を進んでいくと、ちょっとした展望スポットがあります。
ベンチもあるので座って景観を楽しむこともできます。
柵越しに見降ろす風景。
今回桜は満開ではありません。8~9分咲きといったところでしょうか。
銅像広場
井伊直弼の像がある銅像広場へやってきました。
こちらも花見客がたくさんいて、テニスやボールなどで遊んでいる親子も見かけました。
奥へ進んでいくと、横浜市地域史跡「井伊掃部頭ゆかりの地」とあります。
ざっくりではありますが、掃部山公園には以下の歴史があるということです。
1884年、旧彦根藩士が買い取って井伊家の所有となった。
1909年、横浜開港50年記念に井伊直弼の銅像が建立され、直弼の官位である掃部頭(かもんのかみ)から、掃部山と呼ぶようになった。
1914年、井伊家からこの土地一体が横浜市に寄付された。
なんで横浜のこんなところに井伊直弼?と思っていたのですが、井伊直弼は横浜の開港にかかわった人物なんですって。
像のそばの古びたパネルに井伊直弼像台座及び水泉とあります。
この水泉は水飲み場で子爵井伊真安から寄付されたものと記されています。
銅像のそばの枝垂れ桜。
枝垂れ桜とみなとみらい。
お花見の注意書き。
井伊直弼の銅像側から見た広場の様子。
井伊直弼がみなとみらいを見渡しているようですね。
横浜能楽堂
公園の一角に横浜能楽堂が建設されたのは、1996年ということです。
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基本情報
- 名称:掃部山公園
- 住所:神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘57