横浜 東急REIホテル(レストラン「アンコール」の朝食付き)宿泊記!宇宙空間にトリップ?
2020年6月5日に開業した「横浜東急REIホテル」のモデレートツインの客室に宿泊しました。ホテル内レストラン「アンコール」での朝食も体験。宇宙がモチーフとなった新しいホテルでリフレッシュできたのでホテル内の様子を詳細にお伝えします。
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横浜東急REIホテルとは
横浜東急REIホテルは、コーエーテクモゲームス本社がある複合ビル「KTビル」の9階から15階に入居するホテルです。 新型コロナの影響で開業日が延期されたものの、2020年6月5日にオープンしています。
建物外観を見ると、KTビルの側面上部の壁面にコーエーテクモを表す「KT」のロゴ、ホテル入口の上の方(ビル正面の低層部分の右上)に「TOKYU REI HOTEL」のロゴが入っています。
しかし、実際には「KT」のロゴが付いているビル高層部がホテル部分、「TOKYU REI HOTEL」のロゴが付いているビル低層部がオフィス部分になっており、ロゴが逆にも思えて不思議。
立地としては、みなとみらい線「新高島駅」から徒歩約2分。繁華街からは外れていますが、みなとみらい方面と横浜駅方面どちらにも出やすいので、使い方によっては便利なホテルかと思います。
ビル裏側には、音楽ホールの「KT Zepp Yokohama」が併設。こちらの開催イベントに参加される方にとっても、横浜東急REIホテルは便利なホテルと言えるでしょう。
また、ビル1階にはセブンイレブンが入っていますので、ホテル滞在中の買い出しに利用できます。
ホテル入口の隣にはコーエーテクモゲームス本社のエントランスがあります。
ガラス越しに見えるロビーはゲーム会社らしい?なかなか奇抜な風情を漂わせており(壁に眼が描かれてるとことか…)、ビル建設中、ここをホテルロビーと勘違いしていた私は、通りかかる度「このホテル泊まれない」と心の中で宣言していたものでした。
横浜東急REIホテルにチェックイン
実際のホテル玄関は、いたってシックな雰囲気です。
また、車寄せのスペースが広めにとられています。
チェックインするには、1階エントランスからエレベーターでフロントのある9階まで上がります。10階~15階が客室、最上階の15階だけはプレミアムフロアという扱いです。
このエントラントランス、夜間(訪問時は16時以降でした)はプロジェクションマッピングが施され、光の球体が浮き上がっては拡散というのを繰り返しているようです。
まるで、エントランス奥の月オブジェから月ビームが発せられているかのような演出です(光の方向を考えると違うのでしょうが)。宇宙空間の始まりはここからというメッセージも感じます。
フロントのある9階。
エレベーター正面にコーエーテクモ社の乙女ゲームの展示コーナーがありました。
その右側は行き止まりになっていて、壁面全体がプロジェクションマッピングになっています。
さて、ロビー階は細長いワンフロア中に、ホテルの各設備がシームレスに配置されています。喫煙ルームもこの階にあります。
手前の方から順番に紹介していきます。
ロビーのエレベーター側に「グラブ&ゴー」という売店があり、小洒落たフード(アルコール、ハーゲンダッツ、輸入お菓子、冷凍食品など)が販売されています。24時間営業です。
ホテルの象徴ともいえる大きな月。その下にあるカウンターが何なのか気になっていましたが、こちらの主な役割は「売店のレジ」となっているようです。
その隣がレセプションで、有人のカウンターと自動機が並んでいます。
レジ奥にコーヒーマシーンがあり、有料で汲んでもらうこともできます。
あとは、宿泊者用のアメニティーのコーナーが設置されていました。
インスタントコーヒー、煎茶、基礎化粧品(DHC)、歯ブラシ以外のアメニティ(ブラシ、ボディタオル、シェーバー、綿棒、シャワーキャップ)がこちらにあります。
ロビーからはみなとみらいのオフィスビルや横浜駅方面が見渡せます。横浜高島屋や横浜ベイシェラトンなど横浜駅西口の建物も見えます。
レセプションを通過すると、カフェのカウンター席のようなコワーキングスペース、一番奥にはレストラン「アンコール」があります。レストランについては朝食で利用したので後述します。
コワーキングスペースについては、公式サイトに「新たな交流の場として、いつでも、どなたでも自由にお過ごしいただけます」とあることから、宿泊者以外でも利用できるものと思われます。
ただ、滞在中に観察していた限りでは、食事する人はレストランに行くし、宿泊者にはロビーの延長のように捉えられており、スペースとしてはあまり活用されていないように見受けられました。
ノートパソコンを使う方で、客室では気分が乗らないという時に、この場所を利用するということがあるのかもしれませんね。
卓上にニンテンドースイッチが設置されており、コーエーテクモ社の乙女ゲームの体験版が遊べるようになっていました。
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横浜東急REIホテルの客室(モデレートツイン・11階)
横浜東急REIホテルの客室は、最上階の15階がプレミアムフロアとなっていて、14階から10階はスタンダードフロアになっています。
スタンダードフロアの客室は、「スタンダード」「スーペリア」のタイプに分かれています。主な違いは広さで(スーペリアのが広い)、内装のデザインはどのタイプでも同じような感じです。
今回宿泊した「スタンダード」の客室は「スタンダードクイーン(19.2 ㎡~22.1 ㎡)」「スタンダードツイン(21.4 ㎡~24.6 ㎡)」「モデレートツイン(26.6 ㎡)」の3タイプがあります。
2つあるツインタイプのどちらにしようか迷い、ホテルに違いを問い合わせてみたところ、「広さだけの違い」とのこと。今回、予約時の部屋タイプによる値段の差は数百円だったため、部屋の広さが固定されている「モデレートツイン」の客室を選んでみました。
エントランスやロビーはまばゆい光線遣いがイケイケな感じでしたが、客室はエレベーターの内装のような?木目調の壁紙があしらわれた落ち着いた雰囲気でほっとします。
スリッパはクローゼット横に使い捨てのもの、
セキュリティーボックス下に別のものもありました。
壁際のデスクに目を移すとガラス容器に入ったポプリが飾られています。こういった小さな小物があると心が和みます。
※後日、横浜ベイホテル東急に宿泊したら、こちらの客室には陶器に入ったポプリがありました。同じ東急ブランドであることから関連性を持たせた演出なのかもしれません。
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アメニティはロビー階から持ってきたものを並べています。
デスクの上にはメモ帳置き場と一体になった小物入れ、折り畳みのミラーも置いてありました。
窓際のミニバーコーナーにペットボトルの水が用意されていました。サービスの良さ感じます。
マグカップに特徴があったので、取り出してみました。月デザインのホテルオリジナルマグカップ(ペア)です。コーヒーや煎茶はロビー階から持ってきたものです。
さらに、チェストの上に置かれた月のランプにはリモコンが付いており、色を変えることができると判明。こだわりの月モチーフがお部屋でも生きてますね。
壁に掲げられている月はみなとみらいの地図になっていて、ホテルの位置に赤丸がついてたりします。
ベッドのクッションにも同じ海岸線がプリントされていておしゃれですね。
コンセントは、デスクのところと各ベッドサイドに付いています。デスクのところにしかないホテルもよくあるので、ベッドサイドに電源があると便利さを実感できます。
バスルームはコンパクトなユニットバスです。
黒×白の色合いで高級感があり新しくてキレイなので、狭くてもまあ、となりますね。
アメニティボックスにも高級感があり、良いものが入ってそうな雰囲気でしたが、開けてみると歯ブラシだけというシンプルな中身でした。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープは違いますが、ハンドソープだけ「ローラアシュレイ」のものでした。とても良い香りがして気分が上がります。
客室では、ロビー階から見えた横浜駅方向の風景とは逆側、みなとみらい方向の風景を見ることができました。
といっても、真正面に見えるのがホテル隣の「村田製作所 みなとみらいイノベーションセンター」という新しいビルだったりします。隙間から建設中の神奈川大学の様子やンドマークタワーなどが見えます。
左側に見える「横浜野村ビル」もそうですが、この辺はみなとみらいのオフィスビルが近く、1階はレストランということも多いので、少し歩けば食べる場所はたくさんあります。
私も滞在中はみなとみらいでディナーしたり、近くの商業施設「マークイズみなとみらい」のユニクロが大型店舗ですので、こちらでシーズン物を新調するため、普段はやらない試着大会を繰り広げたりして過ごしていました。
さて、客室の仕様で、地味に嬉しかったのは窓際のテーブルのところに椅子が2つ置いてあったことです。標準的には1つだけというホテルが多いと思いますので。
それと部屋の中に換気口が多めにあり、空気の循環が良いように感じました。窓も少しですが開けられるタイプなので、空気のクリーンさは確保されていると感じます。
9階の売店「グラブ&ゴー」で「横濱 馬車道あいす」など購入。窓辺でちょっとした夜食タイムを過ごしました。
レストラン「アンコール」での朝食
朝食はホテル内レストラン「ビストロチャイナ アンコール」でのセットメニューになります。
今回は朝食込みのプランでしたので、受付で食事券を渡す形でした。
夜はキラキラしたレストラン&バーといった雰囲気ですが、日中は爽やかなカフェっぽい雰囲気のレストラン。天井高で開放感もあります。
朝食は「アンコールバーガー」「シェフこだわりの海鮮DON」「たっぷり野菜のChina風ステーキサラダボウル」から選ぶ形。いちおう和洋中になっているのかな。
食前のドリンクとして、2種類のソフトドリンクから1つえらびます。
「たっぷり野菜のChina風ステーキサラダボウル」です。
アンコールは洋食と中華をアレンジした新感覚カジュアルレストランということなので、中華にしたほうが良いかなと思いました。
もうひとつは「アンコールバーガー」です。
量が多くて食べきることができなかったのですが、味の総評としては悪くないと思います。定番の料理というよりは、アレンジを利かせた料理を出すレストランなのかなと感じした。
メニュー表でいうところの「コーヒー or 紅茶」ですが、訪問時はドリンクバーとなっていました。抹茶オレもあるコーヒーマシーン、紅茶のティーバッグ、ポットのコーヒー、お水が用意されていました。
9階フロア全体的な傾向として、いろんな場所で手書きPOPが多く可愛い印象です。
客室内にアンコールのランチとディナーの案内もありました。
まとめ
以上、横浜 東急REIホテルの宿泊記でした。
宿泊前は新しいホテルということ以外印象がなかったのですが、宿実際に泊してみると宇宙的趣向を凝らしたスタイリッシュなホテルで、綺麗な客室も何か秘密基地のような感じがして楽しめました。
チェックアウトは10時で他のホテルより早め設定となっていますが、朝食もササっと済ませる方が多く、ビジネスマンのような方もよく見かけたので、オフィスビルが多い場所柄にはあっているかなと感じました。
基本情報
- 名称:横浜 東急REIホテル
- 住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい4-3-6
- URL:https://www.tokyuhotels.co.jp/yokohama-r/index.html
2020年11月「横浜 東急REIホテル」宿泊記