ダイエー横浜西口店跡地開発の工事状況!解体後はイオンモール&住宅の複合ビルに建替え

公開:2021.2.19
2019年に閉店したダイエー横浜駅西口店その後のお話です。跡地で「(仮称)横浜南幸地区共同建替事業」が計画され、(仮称)イオンモール横浜西口と住宅が入る22階建ての複合ビルに建替え。
商業棟は2023年秋開業、住宅棟は2025年1月に竣工する予定です。完成までテナントや開業日情報、工事現場の状況を随時更新してお届けします。
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どうなる?ダイエー横浜駅西口店の跡地
2019年2月11日をもって閉店したダイエー横浜西口店。上から見た建物の配置(グーグルマップで確認)と新設されるビルの建物配置(現地の掲示図で確認)を見比べてみると、従来からの2棟編成を引き継いでおり、配置的には大きな変化はないようです。
隣接地に既存のホテルや雑居ビルが幾つかあったりするので、その兼ね合いもあり、大きく変えることは難しかったのかもしれませんね。
「(仮称)横浜南幸地区共同建替事業」の建築主は権田金属工業と都市再生機構となっています。
2019年10月撮影
ダイエー横浜西口店は権田金属工業の「第一権田ビル」&「第二権田ビル」に入居するテナントでした。第一権田ビルの上層階には都市機構管理(UR)の住宅もありました。
ビフォーアフターについて、下記の表にまとめてみました。
第一権田ビル | ダイエー横浜西口店本館(1~2階) UR都市機構「南幸市街地住宅」(3~10階) ※10階建て |
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第二権田ビル | ダイエー横浜西口店新館 ※7階建て |
第一権田ビル跡地 | 商業棟((仮称)イオンモール横浜西口) ※10階建て →2023年秋開業予定 |
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第二権田ビル跡地 | 住宅棟(UR賃貸住宅) ※22階建て(約250戸) →2025年1月竣工予定 |
解体後は、第一権田ビル跡地に10階建て商業棟((仮称)イオンモール横浜西口)、第二権田ビル跡地に22階建て住宅棟(UR賃貸住宅)が建設される予定です。
2019年10月撮影
商業施設については、ダイエー閉店直後はイオングループが手掛けるとの報道がありましたが、完成予定の時期などは後から変更になっているので、その後の報道が待たれるという状況です。
※【続報】2021年7月20日、イオンモールは、権田金属工業と「ダイエー横浜西口店」跡地の土地活用、建物計画に関して合意。「(仮称)イオンモール横浜西口」の建築工事着工(2021年7月末予定)について発表しました。
建替え後のイメージ図
商業棟のイメージ図
横浜駅西口の大通り(パルナード通り)に沿いにメインエントランスがあるのはダイエー時代と同じです。
「(仮称)イオンモール横浜西口」は、『YOKOHAMA LIFE BASE』をコンセプトに、隣接する「横浜ビブレ」(イオンモール関連会社である株式会社OPAが運営)と併せ、横浜駅西口エリアの商業環境の賑わいに寄与できる施設として、また地域住民の日々の暮らしを支えながら、新たなニーズに応える商業施設を目指します。
住宅棟のイメージ図
22階建て住宅棟はUR賃貸住宅となります。商業棟裏側の大通り側から見たイメージです。
(仮称)横浜南幸地区共同建替事業の概要
(仮称)横浜南幸地区共同建替事業の概要は以下の通り。
名称 | (仮称)横浜南幸地区共同建替事業 |
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階数 | 商業棟:地上10階、地下1階 住宅棟:地上22階、地下1階、塔屋1階 |
高さ | 約74.97m |
敷地面積 | 約7,000㎡ |
延床面積 | 商業棟:約35,000㎡ 住宅棟:約20,000㎡ |
施設内容 | 物販店舗、サービス店舗、飲食店、共同住宅、事務所、駐車場 |
建築主 | 権田金属工業株式会社、独立行政法人 都市再生機構 |
設計 | 株式会社 大林組 |
施工 | 株式会社 大林組 |
着工 | 2021年7月末予定(2021年6月28日起工式) |
竣工 | 商業棟:2023年秋開業予定 住宅棟:2025年1月竣工予定 |
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(仮称)横浜南幸地区共同建替事業の建設現場写真
ここからは、(仮称)横浜南幸地区共同建替事業の建設現場を写真で紹介します。
2021年1月29日
パルナード通りから。完全に囲いに覆われている状態で、解体中の建物の様子は見えません。
このダイエー跡地の向かい側にりんご飴専門店の「代官山 Candy apple 横浜店」がオープンしていて人気になっているようでした。
ホテルザノットヨコハマ(旧名称:横浜国際ホテル)のある大通り沿いから。
ビルとビルの隙間からチラリと解体中の建物が見えました。
スケジュール表には、仮設工事、地上躯体解体とありました。新築工事の着工予定が2021年6月16日予定となっているので、それまでに解体するのでしょう。
2021年5月24日
隣のビブレから解体現場が見えました。建物が無くなって更地になっています。敷地内に大きな水たまりができていて気になりました。
2022年11月16日
前回、だいたい更地になったのを見届けて、いつの間にか1年半経っていました。
以前は解体の囲み状態でしたが、今度は建設の囲み状態。
びっくりするほどではありませんでしたが、基礎の方からが確実に進捗している印象でした。
基本情報
- 名称:(仮称)横浜南幸地区共同建替事業
- 住所: 神奈川県横浜市西区南幸2-16-1