横浜ベイブリッジスカイウォークのリニューアル見てきた!みなとみらい側遊歩道が解放&展望台に新展示
本牧
横浜・鶴見の大黒ふ頭にある展望施設「横浜ベイブリッジスカイウォーク」が、2022年6月25日、新本牧ふ頭整備事業のPR施設としてリニューアルします。オープンに先駆け、内覧会で施設を見学したので、実際に歩いてみた様子や館内リニューアルのポイントについてお伝えします。
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横浜ベイブリッジスカイウォークについて
横浜ベイブリッジの下層部に位置する「横浜スカイウォーク」は市政百周年記念施設として1989(平成元)年9月27日に開通。自動車専用道路に併設された日本ではじめての歩行者専用道路です。
スカイウォークは2010年に開放を一旦終了、2019年に大型客船が見られる外港(大黒ふ頭)側のスカイプロムナード(空中遊歩道)の開放を再開しましたが、再度一時休止に。
今回3年ぶりにリニューアルが行われ、横浜港新本牧ふ頭整備事業のPR施設としてオープン。外港(大黒ふ頭)側のスカイプロムナードと共に、内港(みなとみらい)側のスカイプロムナードも開放される運びとなりました。
スカイウォークは、高さ約60メートルの「スカイタワー」、片道約320メートルの空中遊歩道「スカイプロムナード」、広さ約470平方メートルの「スカイラウンジ」の3つから構成されています。
順路としては、スカイタワー4階→スカイプロムナード(みなとみらい側)→スカイラウンジ→スカイプロムナード(大黒ふ頭側)→スカイタワー3階。行きと帰りで違った風景を楽しむことができます。
地上からみる「スカイラウンジ」。横浜ベイブリッジの下に収まっており、館内はぐるりと一周見学することができます。
スカイウォークを見学
こちら、地上からのスカイウォーク入口。過去の画像を見ると、「スカイウォーク」の看板がある門だったようですが、訪問時は文字の表示部分がなくなっていました。
門からの階段を上り、館内の入口です。
エントランスロビーにはスカイプロムナードへつながるエレベーター、休憩スペース、トイレもあります。
館内の至るところに望遠鏡が設置されており、全て無料で利用可能。それ以前に、スカイウォーク自体が市の施設であり入館料が無料となっています。
内港(みなとみらい)側のスカイプロムナード
エレベーターで4階に上がると、内港(みなとみらい)側のスカイプロムナード。
片道約320メートルの空中散策を楽しむことができます。景色については鉄格子越しの見学となりますが、所々に穴が設けられており、ここからカメラでの撮影を楽しむことができます。
無料の双眼鏡もあり、存分に眺望を堪能することができます。
スカイラウンジ
プロムナードを抜け、展望台のスカイラウンジへ。
スカイラウンジでは、新本牧ふ頭の役割や海洋工事の建設技術、環境への取組などの映像上映や模型展示などを行います。
床の中央部分は、横浜ベイブリッジから横浜市中区ふ頭周辺がよくわかる航空写真になっています。三溪園などお馴染みの観光スポットも発見できました。
新しく整備される新本牧ふ頭はグレーで表示。
別の場所には同じ形で新本牧ふ頭の完成模型図も。新本牧ふ頭は、本牧ふ頭の沖合に位置する物流ふ頭で2019年に事業化されたと解説文にあります。
スカイラウンジに設置された大型モニターでは、横浜港の景色の紹介のほか、新本牧ふ頭の海洋工事の様子を映すライブカメラを見ることもできます。
窓際の床に「Shin Honmoku」と目印があり(画像左上)、
窓辺の景色に目を移すと、船が安全に運航できるよう情報を贈る信号所「横浜港シンボルタワー」の奥側が新本牧ふ頭の整備場所となっています。
ライブカメラもこのシンボルタワーに設置されていると説明があったと思います。工事としては全然始まりの方という感じで、地道な埋め立て作業の様子をモニターで見ることができました。
立ち並ぶガントリークレーン。
横浜ベイブリッジを上にしたアングルなど、スカイウォークならではの眺望を堪能。
天気が良い日には富士山が背景に来ることもあるというみなとみらい眺め。
スカイラウンジにはテーブルや座席が各所に設置されているので、様々な場所からマイペースに景色を楽しむことができます。トイレも設置されています。
外港(大黒ふ頭)側のスカイプロムナード
スカイラウンジでの見学を終え、外港(大黒ふ頭)側のスカイプロムナードを通ってスカイタワーに戻ります。
行きも帰りもついつい海のほうに視線が行きがちですが、反対側に目を向けると、柵越しに車やトラックが走り抜けていてなかなかの迫力です。
頭だけのトラック大集合など、普段見ることのできない港湾物流の様子も確認。
大黒ふ頭客船ターミナル。
ターミナルに近づくクルーズ船を目撃することができました。
再びスカイタワーのエレベーター(シースルー仕様)。エントランスに戻り見学終了です。
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まとめ
以上、2022年6月25日にリニューアルオープンを迎える横浜ベイブリッジスカイウォークの紹介でした。
施設に隣接する海側の敷地は公園のようになっていて、ここからの横浜ベイブリッジを含めた海の眺望も趣きがありました。また、近くに自販機はありましたが、コンビニや飲食店は無さそうな場所でした。
スカイウォークの開放時間は、年末年始を除く土日祝日の11時~18時。開放日の詳細は横浜市港湾局の公式ページで要確認。入場無料、予約不要。
アクセスは市営バスが横浜駅(109系統)と鶴見駅(17系統)から出ていますが、便数が少ないので横浜市交通局のサイトにて要確認。そのほか車用に施設の隣に開放日限定で臨時の駐車場スペースを約40台分用意します。
基本情報
- 名称:横浜ベイブリッジスカイウォーク
- 住所:神奈川県横浜市鶴見区大黒ふ頭1番地
- URL:https://www.city.yokohama.lg.jp/kanko-bunka/minato/taikan/kengaku/sw201905.html