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原鉄道模型博物館が撮影OKだった。癒しのジオラマ見学 所要時間と見所解説

原鉄道模型博物館のジオラマ

先日、久しぶりに横浜の原鉄道模型博物館を見学したので、行き方、見所、所要時間、お土産ショップ、ランチできるレストラン情報などについてまとめました。

2012年のオープン当時は館内写真を撮影することはできませんでしたが、現在は解禁されており、だれでも写真撮影を楽しむことができる博物館となっています。

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原鉄道模型博物館へのアクセス

横浜三井ビルディング

銅像はラム・カツィール作「Grow」

原鉄道模型博物館は横浜三井ビルディング内にあります。建物前の金色の銅像が良くも悪くも?目立っておりますので、目印になりますね。

アクセス

  • JR「横浜駅」徒歩5分
  • みなとみらい線「新高島駅」徒歩2分

横浜駅利用の場合は、東口のポルタ地下街をスカイビル方面に進み、スカイビル入口近くにある階段から地上に出るとわかりやすいです。

※行き方の地図は公式サイトに掲載されています。

原鉄道模型博物館の営業時間と定休日

原鉄道模型博物館

営業時間10:00~17:00(最終入館 16:30)
休館日毎週火曜日(祝日の場合は翌営業日に振替)

注意点など

博物館はだいたい月曜定休日のことが多いですが、原鉄道模型博物館については火曜日が定休日なので注意しましょう。

また、2階の展示会場までエスカレーター利用となりますが、脇にエレベーターも設置されています。ベビーカーや車いすの方はエレベーターを利用するようにと注意が促されています。

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原鉄道模型博物館のチケット

原鉄道模型博物館

  • 大人 ¥1,000
  • 中学・高校生 ¥700
  • 小人(4歳以上)¥500

2階の券売機で購入します。

原鉄道模型博物館の割引情報

JAF会員優待施設となっているので、会員証提示で割引が受けられます。

また、横浜三井ビルディング駐車場(三井のリパーク)の駐車代が割引になりますので、該当の場合は窓口で手続きしてください。

原鉄道模型博物館とは

2012年7月10日、日本で初めて鉄道が開通した横浜の地に開館した原鉄道模型博物館は、原信太郎(1919~2014年)が製作・所蔵した膨大な鉄道模型と鉄道関係コレクションを一般に公開するものです。

エントランスの原信太郎のあいさつ文には、私の理想郷「シャングリラ」を楽しんいただきたいとのコメントがあります。

原鉄道模型博物館の見所

原鉄道模型博物館

自動改札風の入口をくぐり見学スタートです。

第一展示室「原模型の神髄」

原鉄道模型博物館

 エントランスを過ぎると、第一展示室「原模型の神髄」となります。

原鉄道模型博物館

こちらでは原信太郎が製作した鉄道模型が展示されています。見所は以下の通り。

  • 一号機関車
  • 金剛山電気鉄道22号
  • 箱根登山鉄道 チキ形 チキ1
  • オリエント急行
  • 或る列車
  • スイス国鉄 Ae4/7形
  • 阪神電気鉄道311形313

原鉄道模型博物館

よく見るとわかる車体に残る指紋がリアル

「或る列車」は明治時代に、私鉄の九州鉄道がアメリカに発注。日本に到着はしたものの、ついに一度も営業運転されなかった幻の客車ということです。

原鉄道模型博物館

2015年8月、幻の豪華客車の模型を元に作られた本物の列車、JRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」がJR九州でデビューしたというから驚きです。

原鉄道模型博物館

小学生が作った模型とは思えないクオリティ

原信太郎が小学6年生の時に初めて作った「一号電気機関車」。博物館のロゴマークにもなっています。原信太郎の原点ともいえる模型。

展示プロムナード「原信太郎と鉄道史」

原鉄道模型博物館

原信太郎の年表と、鉄道史とを重ねて解説した年表があります。

第二展示室「模型は語る」

原鉄道模型博物館

原信太郎の所蔵する膨大な模型を通じて、鉄道の歴史や技術を伝えるコーナーです。

原鉄道模型博物館

テーマごとに展示された国内外の鉄道模型、原信太郎が学生の頃に描きためた鉄道車両図面、収集した海外の鉄道関係図書を展示しています。

※訪問時は、一部が企画展「東急鉄道展(2018年9月1日~12月3日)」の展示コーナーとなっていました。

第三展示室「ヴィンテージ・コレクション」

原鉄道模型博物館

コレクションの中でも希少なアンティーク模型や、原信太郎の名前を世に知らしめた一番切符などが展示されています。

原鉄道模型博物館

また、原信太郎が世界中で撮影した膨大な車両写真(PCで閲覧可能)、ライカなどのカメラ機やビデオ機が多数展示されています。

原鉄道模型博物館

原信太郎と一番切符

一番切符を収集する為に、学校を休んでバレてしまったり(笑)駅員が上司のために一番切符を除けたせいで二番切符を渡されときは猛抗議したりと、エキセントリックなまでの執念が伺えるエピソードが掲載されています。

また、『少年画報』1963年4月号の展示があり、原信太郎が一番切符収集マニアとして紹介されています。

原鉄道模型博物館

銀行員の月給が70円の時代に、祖父から75円もらって関西一人旅したという、原少年(小5)のエピソードがありました。めっちゃ金持ち。

いちばんテツモパーク

原鉄道模型博物館最大の見所が「いちばんテツモパーク」です。

原鉄道模型博物館

1番ゲージの模型が走るジオラマ。約30m×約10mの大きさは1番ゲージの一般公開されている室内施設としては世界最大級を誇るということです。

原鉄道模型博物館

圧倒的スケール感

原鉄道模型博物館

鉄道模型が走行するルートは5つ

原鉄道模型博物館

時刻表あり。めずらしい電車を要チェック!

動鉄実習は整理券が必要

原鉄道模型博物館

本物の運転台を使って鉄道模型を運転する「動鉄実習」が体験できます。

(1日3回、各会先着10名です。参加には「整理券」が必要となります。)

ジオラマ撮影してみた

原鉄道模型博物館

迫力のある鉄橋と走る電車

原鉄道模型博物館

機関庫と転車台。上空にケーブルカー。

原鉄道模型博物館

パリの駅をイメージ。時計台の時計はリアルに時を刻んでいます

原鉄道模型博物館

駅舎の中にも世界が

原鉄道模型博物館

日中、夕方、夜と切り替わる照明

原鉄道模型博物館

街並みと電車

原鉄道模型博物館

二子玉川園 プールゆき

裏側もお見逃しなく

原鉄道模型博物館

見逃しがちなポイントを紹介。

裏側に回り込むと、このような歩道橋を見ることができますのでお見逃しなく。

人間関係も見てほしい

原鉄道模型博物館

怪しい裏取引現場

現場にいたスタッフさんが人間関係も見どころとおしゃっていたので。

よく見ると、ジオラマの人々は何かしらのアクションをとっているんです。別れを惜しむカップル、記念撮影する人、ロッククライマー等々…

また、池からネッシーらしきが顔をのぞかせていたり、どこかに雪男が隠れていたりします。

館内にある「見どころガイド」と「オペラグラス」を使ってジオラマ内を探してみるのがお楽しみです。

観覧席で癒される

原鉄道模型博物館

レイアウト全体を見渡せる観覧席に座って一息。

昼から夜へを繰り返す照明、時間限定で走る電車。ずっと同じような風景だけど、完全に同じ風景は見ることができない一期一会感。

また、音による効果でしょうか?

電車の走行音、アナウンスが流れており、不思議な癒しを感じました。

横浜ジオラマ

原鉄道模型博物館

日本の鉄道は横浜駅(現在の桜木町駅)が発祥の地です。

「横浜ジオラマ」では横浜の今昔を再現したHOゲージのレイアウトを見ることができます。

原鉄道模型博物館

日中、夕方、夜と移り変わる照明(夜は電車が走らない)

原鉄道模型博物館

現在の横浜と歴史的町並みがミックスされている

原鉄道模型博物館

桜木町駅とホームに停車する電車。

原鉄道模型博物館

時間帯、スポットにより、動く仕掛けあり

原鉄道模型博物館

中華街的、春節的な風景

鉄道模型のゲージについて

原鉄道模型博物館

一口に鉄道模型といっても、大きさは規格によって異なっています。

いちばんテツモパークでは1番ゲージ(写真一番下)、横浜ジオラマではHOゲージ(写真真ん中)の大きさの鉄道模型が走っているということでした。

原鉄道模型博物館の見学所要時間

鉄道模型に興味があるかどうかで異なってくるとは思いますが、今回、私は詳細に写真撮影したり「いちばんテツモパーク」でネッシーを探していたりしたので(笑)気がつけば2時間弱滞在してました。

しかし、普通にサラッと見るなら30分程度で終了できる感じです。

原鉄道模型博物館のお土産

原鉄道模型博物館

横浜三井ビルディング1Fに、鉄道模型とミュージアムショップを扱う「天賞堂みなとみらい店」があります。

原鉄道模型博物館のオリジナルグッズの取り扱いもありますが、品数はそんなに多くなかったと記憶してます。

原鉄道模型博物館の周辺レストラン

同じ館内で食事するなら、横浜三井ビルディングにはレストランとして「せんざん本店」「マリブ」「プロント」の3店舗が入っています。

三井住友ビルディングのショップガイド(公式サイト)

また、近くには横浜駅ポルタ地下街、スカイビル、横浜そごうがあるので、ランチには困りません。

関連記事

横浜三井ビルディング内「マリブ」で肉ランチ~原鉄道模型博物館も近い

最後に

今回2回目の訪問です。

最初はオープン直後、沢山人がいて混雑する中、なんとなーく見学した記憶があります。

今回は、お客さんはいましたが、写真撮影しながらゆっくり見ることができる状況でした。曜日または企画展の内容によって混雑状況が変わってくるのだと思います。

ジオラマのところでは、一眼レフカメラを抱えた撮影者もいました。私が使っているのはミラーレスカメラだったので、うまく動く鉄道模型をとらえることができませんでした。

さて、家で確認したらなんと250枚の写真を撮影しており(笑)写真の選定が大変なことになりました。原鉄道模型博物館は写真の勉強をするのにもいい場所かもしれません。

基本情報

  • 名称:原鉄道模型博物館
  • 住所:横浜市西区高島一丁目1番2号 横浜三井ビルディング2階
  • URL:http://www.hara-mrm.com/

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