横浜文化体育館の建て替え状況!跡地にメインアリーナ整備中、隣接の横浜武道館は開館済
2020年9月6日に閉館した横浜文化体育館(文体)。「横浜文化体育館再整備事業」により解体後の跡地にはメインアリーナが新設されます。完成予定の2024年まで、開業日情報、工事現場の状況を随時更新してお届けします。サブアリーナの横浜武道館は隣接地で先行開館してます。
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横浜文化体育館再整備事業とは
場所はJR関内駅、伊勢佐木長者町駅の近くです。
横浜市は横浜文化体育館(1962年開館)の施設老朽化に伴い再整備事業を実施しています。
解体後の横浜文化体育館跡地にメインアリーナ施設、旧横浜総合高校跡地にサブアリーナ施設「横浜武道館」、各アリーナに隣接して民間収益施設、計4施設が建設される計画です。
イメージ図によると、サブアリーナ施設「横浜武道館」の敷地内に隣接して「病院」、メインアリーナ施設に併設される形で「ホテル等」が建設されます。
グーグルマップを確認したところ、民間収益施設の「ホテル等」は横浜文化体育館に併設していた「平沼記念レストハウス」跡地部分に設定されているようです。
時系列でいうと、2020年7月24日にサブアリーナ施設の「横浜武道館」が先行してオープンしています(現場写真は後ほど紹介)。その後、2020年9月6日に「横浜文化体育館」が閉館。58年の歴史に幕を下ろしました。
横浜文化体育館(文体)の階段が解体されていました。名残惜しいですが、これから工事用の仮囲いが設けられる運びです。文体さん、お世話になりました。さようなら。 pic.twitter.com/NpEIiE4ut3
— 神奈川新聞横浜みなと支局 (@kanagawa_minato) October 8, 2020
取り壊し直前の横浜文化体育館の様子です。
メインアリーナ施設のイメージ図
横浜文化体育館の跡地に新築されるのは、スポーツやコンサート利用を見込む大規模なアリーナ施設です。供用開始予定は2024年。
イメージ図ではアリーナ部分に「YOKOHAMA UNITED ARENA」、民間収益施設部分に「UNITED HOTEL」と記載がありますが、現段階では仮称だと思われます。
メインアリーナ施設は地上3階建て(延床面積:15,514㎡)。民間収益施設は地上7階建て(延床面積:4,158㎡)で、ホテル、飲食店、店舗、駐車場が入る予定です。
スポーツ会場
コンサート会場
プレミアムラウンジが整備される予定です。
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横浜文化体育館再整備事業の建設現場写真
横浜文化体育館再整備事業の建設現場を写真で紹介します。
2021年2月17日
閉館後の「横浜文化体育館」。
敷地に仮囲い。建物自体もカバーされており、もうかつての姿を見ることはできません。
敷地内の時計は止まっており、解体の時を静かに待っているようです。
掲示に「横浜文化体育館再整備事業に係る現横浜文化体育館(機械室棟、レストハウス含む)の解体作業」とあります。
解体作業期間が「2020年10月5日~2021年12月31日」となっていますので、新築工事はそれ以降ですね。
右側に工事現場、左側に「横浜武道館」が見えています。
横浜武道館から見た工事現場。近くにカクヤスがあります。
横浜武道館の外観です。
角度によって看板の文字が読みづらいようです。
横浜武道館は4階建ての施設です。
現場の敷地のマップを確認すると、横浜武道館の横にシールが貼られ部分があり、病院の建設予定地だと思われます。
入口に定礎。開館した2020(令和2)年7月と市長さんの名前。
あまり来る機会もないので、内部も見学してみました。
エントランスロビーは無人ではなく、案内のところに受付嬢が待機してました。
開館記念の太鼓でしょうか?設置されています。
2階フロア。
アリーナの会場です。
横浜武道館の隣は柵に囲まれた空地になっており、看板には解体工事中とありました。計画によると、ここが民間収益施設の病院が建つ場所となっています。
基本情報
- 名称:横浜文化体育館再整備事業(メインアリーナ)
- 住所:横浜市中区不老町2-7
- URL:https://budokan.buntai.jp/