伊勢山皇大神宮で古いお守りを返納できます。お参りで運気もアップ
神奈川の初詣スポットとして有名なのは川崎大師や鶴岡八幡宮などですが、横浜で参拝するのにおすすめなのは横浜総鎮守として創建された伊勢山皇大神宮です(逃げ恥のロケ地ともいわれています)。
先日、古いお守りを処分しに伊勢山皇大神宮に行ってみたので、伊勢山皇大神宮での古いお守りの処分方法や境内の様子、新調した横浜らしさを感じるお守りなどを紹介します。
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野毛の切通しから伊勢山皇大神宮へ
2018年1月上旬、伊勢山皇大神宮に行ってきました。
主な目的は、古いお守りの返納です。
(いつもは帰省先の初詣で行った神社に返しているのですが、今年は持っていくのを忘れてしまったんです。。。)
伊勢山皇大神宮へは桜木町駅から行くのがメジャーですが、今回は別ルートで。
戸部方面と野毛を結ぶ「野毛の切通し」から伊勢山皇大神宮を目指しました。
野毛坂を上ったところに、こちらも有名な成田山新勝寺の別院「成田山横浜別院」があり、せっかくなので立ち寄ってみることに。
こちらは豪奢な雰囲気の境内で見晴らしも良いですよ。
参拝客もたくさんいました。
しかしながら、少し落ち着かないと感じるので、個人的にはあまり好みではありません。
神社仏閣は人によって相性があるみたいなのでそのせいかな?
それでも、古いお守りを返納できればと思って返納所を探してみたのですが見つからず、お寺の人に聞いてみたら「成田山のお守りであれば受け付けるが、それ以外はNG」とのことでした。
目的を果たさなかったので、早々にその場を後にしました。。。
伊勢山皇大神宮に到着
少し歩き(5分ほど?)、伊勢山皇大神宮に到着しました。
階段を上っていくと左手側に何やら漢文の石碑。
内容はわかりませんが、上部の大きい漢字は右上から「横浜伊勢山碑」と読むことができます。
隣は蒋介石の遺徳を偲んだ碑となります。
境内の案内図もありました。
視線を前に移すと、鳥居の前にたくさんの提灯がありました。
キタムラやスタージュエリーなど、横浜発祥の企業が名を連ねているのが目に留まりました。
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伊勢山皇大神宮で古いお守りを返納
手水場の手前に、お焚き上げ品の受け付け所があり安堵しました。
1月中であっても神社によっては受付期間が終わっていたりして返納できない場合がありますが、伊勢山皇大神宮では年中大丈夫とのことです。
ご家庭でお祀りしたお神札やお守りは、過去の1年が無事過ごせた事に感謝し、神社にお礼参りをして納めます。
そのお神札、お守りを浄火によって燃やす事をお焚き上げと言います。
当宮では年中お納め頂けます。引用元:伊勢山皇大神宮
受付でお焚き上げ品のチェックを受けました。
静岡の浅間神社、鶴岡八幡宮のお守りなどを持っていきましたが、全部お焚き上げ可能でした。
もし、お寺のお守りを持っていったら不可の判定を受けてしまうのか?その辺が気になるところです。
無事お守りを納めると、すかさず参拝所に案内されました(笑)
いわれるがままに、1年間のお守りへの感謝の参拝をします。
お焚き上げの暖炉からは煙が立ち上がっていました。
直接投げ入れる人がいるのか、納所に収めるようにと注意書きがありました。
とりあえずお守りを返納、当初の目的を果たして満足いたしました。
横浜総鎮守・伊勢山皇大神宮とは
参拝するにあたり、横浜総鎮守・伊勢山皇大神宮がどんな神社なのか下記にまとめました。
- 1870(明治3)年、横浜の総鎮守として創建された。
- 伊勢神宮と同じ天照大御神をまつることから「関東のお伊勢様」とも呼ばれている。
- 2003年、破産したという過去がある(日本初の神社破産、現在は新体制)。
- 2020年、創建150年記念事業として、伊勢神宮の社殿が新たな本殿として移築されることになっている(現在、工事中)。
参考サイト(はまれぽ.comの記事に詳細がありました。)
破産した中区の伊勢山皇大神宮が三重県の伊勢神宮からまるごと社殿をもらうって本当?(はまれぽ.com)
また、お花見の時期は横浜の桜の名所としても知られています。
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伊勢山皇大神宮・拝殿へ
手水場でお清めをして拝殿へ。
二本の柱を立てその間に注連縄を張った注連柱が印象的でした。
桜の時期には鳥居の上に覆いかぶさるように桜が開花しますよ。
この日は、どこかの会社員一同様が一斉に参拝していました。
伊勢山皇大神宮の最初の本殿は関東大震災で倒壊しており、現在の建物は昭和3年の再建です。
実はこの拝殿を横浜で見られるのはあとわずか。
先にふれたとおり、伊勢神宮より式年遷宮で建て替えられた古社殿を譲与されため、2020年の創建150年記念事業として、伊勢神宮社殿が新たな本殿として移築されることになっています。
その際、横浜で役割を終えた現在の本殿は、宮城県石巻市の鹿島御児神社に移され、再建されることが決まっているそうです。
なにげにリサイクルされているのが素晴らしいですね。
本殿のほかに、境内神社が2社ありました。
伊勢山皇大神宮の境内からランドマークタワーを見ることができます。
伊勢山皇大神宮のお守り・おみくじなど
参拝の後は、お守りを買ったりおみくじを引いたりですね。
願事御礼絵馬が並んでおりました。
開運おみくじはファンシーな雰囲気でした。
200円で、12種類のお守りのうち1種が引けます。
破魔矢や絵馬、お守りなどの見本を撮影しました。
購入したお守りです。
横浜感あふれるキティちゃんの健康守り。
マリンルック×赤い靴のキティちゃんや馬車道のガス灯、カモメなどが描かれています。
キティの健康守りは、デザイン違いのブルーのもありました。
あとは、帰省したり旅行したりするので旅行安全守り。
こちらは、台紙の方に横浜がデザインされています。
人生のあらゆる場面に御利益がありそうな勝守もゲット。
運気がアップも間違いなし(だといいな)!
帰路・桜木町へ
参拝を終え、裏口の方から伊勢山皇大神宮を後にしました。
大通りに出ると伊勢山ヒルズ。
紅葉坂を下ると桜木町方面です。
逃げ恥のロケ地といわれていますが…
ネットで伊勢山皇大神宮を検索すると「伊勢山皇大神宮 逃げ恥 10話」などと出てきます。
年末年始(2017年12月31日・2018年1月1日)一挙再放送されていたので、熱が再燃した人もいるかもしれませんね。
実は、私が今回伊勢山皇大神宮に行ったのも、逃げ恥のロケ地だったなら行ってみようかという不純な?動機もあったのです(笑)
ただ正直、自分の中で伊勢山皇大神宮のシーンについては記憶に残っていませんでした。
ネットの情報によると、10話最初の日の出の場面ということでしたので、記事を書くにあたり10話だけ見直してみました。
確かに日の出のシーンはありましたが、太陽以外映っていないので、撮影場所が伊勢山皇大神宮だったとしても、あまり喜びはないかなーと思います。
また、その前に横浜の風景が夜から朝に移り変わるシーンがありますが、その景色が伊勢山皇大神宮の駐車場の上から見える風景と似ているような気がします(確証はありません)。
基本情報
- 名称:伊勢山皇大神宮
- 住所:神奈川県横浜市西区宮崎町64番地
- URL:http://www.iseyama.jp/