横浜そごう美術館「平山郁夫シルクロードコレクション展」に行ってきました
2017年10月27日から、横浜そごう美術館で開催されている「平山郁夫シルクロードコレクション展(夫妻の視点が織りなす、人類への遺産)」に行ってきましたので、展示の内容や感想、販売グッズの情報をまとめました。
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「平山郁夫シルクロードコレクション展」概要
「平山郁夫シルクロードコレクション展(夫妻の視点が織りなす、人類への遺産)」は、シルクロードをテーマにした作品で知られる日本画壇の巨星・平山郁夫(1930~2009)の絵画約40点と、妻の美知子氏と収集してきた工芸品や織物なと約170点を集めた美術展です。
平山郁夫について
平山郁夫(1930~2009)について、今回の展示会に関連した部分を書き留めました。
- 1930年 広島県に生まれる
- 1945年 原爆で被爆
- 1947年 東京美術学校(東京藝術大学)に入学
- 1959年 院展で《仏教伝来》が入選、本格的な画家の道を歩み出す
- 1966年 東京芸大第1次中世オリエント遺跡学術調査団に参加
- 1968年 初めてシルクロードを訪れる
平山夫婦は、1968年以降約40年(回数で言うと130回以上)シルクロードや仏教伝来に関わる地への取材旅行を続けました。
また、世界の文化財が危機的状況(破壊・盗掘)にあるのを目の当たりにして、文化財の保護活動を精力的に行っていた方でした。
美術館
日本には平山郁夫の名を冠した美術館が2か所あります。
- 平山郁夫美術館(広島県)
- 平山郁夫シルクロード美術館(山梨県)
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「平山郁夫シルクロードコレクション展」感想
土曜日に行ったというのもありますが、人気があるみたいで結構人が多かったです。
それにしても、これだけ夫婦で集めた精神力と財力が想像できませんが(笑)
シルクロード、古代オリエントが好きな人(←私です)にとっては、まさに一つ一つ見入ってしまう内容でした(後半に、インドや中国関連の美術品も出てきます)。
絵画と工芸品どちらも展示されているのが良く、取材時の旅行記なども興味深く見学できました。
あと、展示の最後の方にビデオ上映がありましたのでご覧になってみてください(1時間に1回のタイミングで上映)。
一番印象に残ったのは13歳の時に書いた絵(弁慶だったかな)、手練れの老師が描いたような技巧でした。
「平山郁夫シルクロードコレクション展」グッズ
そごうのミュージアムショップで、平山郁夫シルクロードコレクション展のグッズが販売されています(開催期間中限定)。
こちらはオープンスペースなので自由に出入りできます。
公式の図録は販売されておらす、一般の書店で販売されている画集や美術館で販売されている書籍が置かれていました。
グッズも様々販売されています。
マグネット。
定番のポストカード。
一筆箋。
スタンプやボールペン。
クリアファイル。
2018年カレンダー。
基本情報
- 名称:「平山郁夫シルクロードコレクション展」
- 開催期間:2017年10月27日~12月3日
- URL:そごう美術館公式サイト