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横浜そごう美術館「今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美」に行ってきました

投稿日: 2018年01月28日

2018年1月27日から、横浜そごう美術館で開催されている「今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美」に行ってきましたので、展示の内容や感想、販売グッズの情報をまとめました。

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「今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美」概要

色鍋島は、江戸時代に佐賀の鍋島藩窯で生み出された最高級色絵磁器であり、その技法を継承したのが藩御用赤絵師であった今泉今右衛門家です。

「今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美」は、史上最年少の51歳で人間国宝に認定された十四代今泉今右衛門氏に至るまでの、色鍋島370年の造形美約180点を鑑賞することができる今右衛門展となります。

「今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美」関連用語

「今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美」を見学するにあたり、基礎知識的なことを以下にまとめました。

有田焼と伊万里焼

色鍋島は、有田焼・伊万里焼と呼ばれる焼物の一系統です。

有田焼は、豊臣秀吉が朝鮮出兵した際、連れ帰ってきた陶工が有田で白磁鉱を発見したことから始まりました。

その後有田で作られた磁器は、伊万里の港から海外へ輸出されるようになり、伊万里焼という名でも呼ばれるようになりました(海外では「Imari」という名で知られる)。

このように、呼びかたの違いだけで焼物としての質的な違いは無かったのですが、現在では、有田で作られたものを有田焼、伊万里で作られたものを伊万里焼として区別するようになったそうです。

鍋島焼と色鍋島

民間の窯で焼かれた焼物が流通する中、将軍家をはじめ公家・諸大名への献上品として、鍋島藩直営の窯で製造された高級磁器を鍋島焼といいます。

染付・青磁もありますが、名高いのは色鍋島として知られる色絵です。

その伝統は廃藩置県でいったん途絶えましたが、当時の今右衛門十代目が再興に力を尽くしました。

今日、その工芸技術は重要無形文化財「色鍋島」の保持団体として色鍋島今右衛門技術保存会に受け継がれています。

人間国宝

十三代 今泉今右衛門(1926~2001)・・・1989年、重要無形文化財「色絵磁器」の保持者(人間国宝)の認定を受けました。

十四代 今泉今右衛門(当代 1962~)・・・2014年、史上最年少の51歳で人間国宝に認定を受けました。

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「今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美」を鑑賞

2人の人間国宝を含む、歴代の今泉今右衛門家の作品を堪能できました。

作風としては十三代目から、ぐぐっと現代風になっています(素人目でもわかる)。

特に十四代目の作品は、雪の結晶モチーフや北欧を感じさせるものがありとても素敵でした。

自分としては感動しているのですが、人間国宝の作品をアナ雪っぽいとか言ったら失礼かしら(もちろんアナ雪の方が後から出てますよ)?

また、十四代目の作品は、有田焼の中で手間のかかる「墨はじき」という技法が駆使されているそうなので、技法に着目して鑑賞してみるのも良いかもしれません。

会場に図録があり写真などを確認しましたが、立体に描かれた色やツヤ、繊細さや迫力などは写真には表わしにくいようでした。

実物のほうが全然良かったので、ぜひ展示会場で実物をご覧になってみてください。

色鍋島のテーブルコーディネート(撮影可能)

今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美

展示の最後に、テーブルアート第一人者阪口恵子氏による、今右衛門のテーブルコーディネートコーナーがありました。

今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美

今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美

今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美

今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美

今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美

食卓で日本の四季が表現されています。

「今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美」グッズ

今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美

ミュージアムショップでグッズが販売されています。

今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美

展覧会のカタログは2,200円です。

今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美

今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美

クリアファイル、円形のハガキなどが販売されていました。

今右衛門の色鍋島 人間国宝の技と美

十四代 今泉今右衛門の小皿と湯呑が販売されていました。

なかなかびっくりするお値段でした(笑)

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