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横浜・三溪園で重要文化財「旧東慶寺仏殿」「月華殿」内部をGW期間に特別公開!令和の大修理完了記念


月華殿内観

横浜の国指定名勝「三溪園」では、重要文化財「旧東慶寺仏殿」および「月華殿」の保存修理事業の完了を記念し、2024年4月27日(土)~5月6日(月・祝)の期間に、建物内部を特別に公開しています。

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特別公開について

三溪園は、創設者・原三溪が京都や鎌倉などから集めた三重塔や茶室など17棟の歴史的建造物を保有し、これら日本の文化遺産を未来へ護り伝えるため、伝統的技術を用いた修繕工事を定期的におこなっています。

本公開は、通常非公開の文化財内部と、文化財を後世に受け継ぐためにふるわれた職人技術を観賞できる貴重な機会です。新緑がまぶしい日本庭園の散策と合わせて楽しめます。

横浜三溪園

旧東慶寺仏殿 屋根葺き替え工事

横浜三溪園

月華殿 屋根葺き替え工事

横浜三溪園

月華殿 耐震補強工事

横浜三溪園

■旧東慶寺仏殿
縁切り寺・駆け込み寺で知られる鎌倉・東慶寺から1907年(明治40)に移築された禅宗様の建物。今回の修理により、江戸時代の初め頃といわれる従来の歴史を裏付ける興味深いデータが得られました。内部には「禅師説法の道場にするため、そして三溪園の鎮護とするために移築した」と書かれた棟札が収められています。簡素な素木を多く用いた禅宗様には珍しい格式ある漆塗りの天井などが見どころです。

横浜三溪園

■月華殿
1603年(慶長8)に京都伏見城内に建てられたと伝えられている徳川家康ゆかりの建物で、1918年(大正7)に三溪園へ移築されました。今回の修理工事では、主に劣化の著しかった檜皮葺(ひわだぶき)屋根・杮葺(こけらぶき)屋根の葺替を行い、併せて、傷んだ箇所の補修と耐震補強工事を実施。内部には、海北友松筆とされる障壁画や菊の透かし彫りの欄間を見ることができ、張り出した室内からは緑豊かな美しい景色を眺めることができます。

開催概要

■期間:
2024年4月27日(土)~5月6日(月・祝)

■時間:
10:00~16:30(最終入場16:00)

■料金:
無料(入園料別途)
※予約不要。旧東慶寺仏殿・月華殿へ。
※混雑時は入場制限を行う場合があります。

<入園料>
大人900円/小中学生200円/横浜市内在住の65歳以上700円(公的証明書の提示が必要)

基本情報

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